参加と交流のひろば 参加と交流レポート:被災地支援・防災

【かながわ】2019年度第1回「福島訪問」を開催しました

2019年8月12日

開催日:2019年7月26日(金)
参加人数:10組の親子(保護者10名、高校生1名、小学生9名)、事務局5名

"被災地の現状を見て、被災地の方々を忘れない"の思いを込めて、「福島訪問」を開催しました。
今 回は夏休み親子企画としまして、10組の親子にご参加いただき、津波や風評被害の大きかった福島県いわき市を視察しました。途中、語り部さんにバスに同乗してい ただき、海岸線を眺めながら、実体験に基づいた震災当日の津波のお話や復興途中の現状をお話していただきました。TVでしか見たことがなかった津波の被害 を実際に現地で見ること、そして語り部さんの体験談を直接お伺いできたことがとても貴重な経験となりました。また、「いわき市石炭・化石館」、「環境水族 館アクアマリンふくしま」、「いわき・ら・ら・ミュウ」も見学しました。

【いわき市内行程】
いわき市石炭・化石館「ほるる」→塩谷埼灯台周辺(語り部さんによるお話)→「環境水族館アクアマリンふくしま」/「いわき・ら・ら・ミュウ」(自由行動)

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いわき市石炭・化石館「ほるる」入口にて記念撮影

0726kanagawafukushima_2.jpg 「いわき語り部の会」の大谷慶一様より、津波の跡地を眺めながら震災当日や現在の様子をお話していただきました。

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現在の海岸線。護岸整備が進んでいます。



参加者の感想(抜粋)
~保護者より~

・未だに風評被害で福島産の食べ物が売れていないという事を聞いたので、復興のためにもなるべく購入するようにしようと思った。実際に語り部さんから聞けた話を今回来られなかった家族に話してみようと思う。
・語り部さんの話はテレビで知るよりずっと重みがあって日頃の防災ついてのアドバイス、とてもありがたかったです。実践します。
・報道や書籍で知る情報より、実際の距離感や体感時間を見聞きすることができた。ありのままをそのまま聞かせて下さったこと、話すことで自分も救われていると言われていたことは忘れられない。(「私は正しい判断ができた」と言えるようになるまでどれだけの辛さがあったかと)

~子どもより~
・しんさいがおきたときに助かるためにとっさなはんだんが大事ということがわかりました。
・ぼくはしんさいのけいけんはないので、大谷さんの話を聞いたらしんさいのこわさがわかりました。
・水族館が津波でおそわれ、海の生物が死んでしまったり、津波が人や動物、生物の人生を一瞬で変えてしまうのがかなしいと思います。
・本で読んだゴマフアザラシのくららに会えてよかった。トドが鳴いていたけど、震災で停電したときはもっと多くの鳴き声が響いていたのかと思うと、暗い中本当に不安だったと思う。


今回の訪問を通じて、見たこと感じたことを一人でも多くの方にお伝えし、一日も早い復興のために今後も支援していきます。

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ユーコープ かながわ県本部

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