開催日：2018年7月27日(金)
参加人数：10組の親子（保護者10名、中学生2名、小学生8名）、事務局4名

"被災地の現状を見て、被災地の方々を忘れない"の思いを込めて、「福島訪問」を開催しました。
今回は夏休み親子企画としまして、10組の親子にご参加いただき、津波や風評被害の大きかった福島県いわき市を視察しました。途中、語り部さんに同乗していただき、海岸線を眺めながら、実体験に基づいた震災当日の津波のお話や復興途中の現状をお話していただきました。ＴＶでしか見たことがなかった津波の被害を実際に現地で見ること、そして語り部さんの体験談を直接お伺いできたことがとても貴重な経験となりました。また、「いわき市石炭・化石館」、「環境水族館アクアマリンふくしま」、「いわき・ら・ら・ミュウ」も見学しました。（協賛：コープふくしま）

【いわき市内行程】
いわき市石炭・化石館「ほるる」→塩谷埼灯台周辺（語り部さんによるお話）→「環境水族館アクアマリンふくしま」／「いわき・ら・ら・ミュウ」（自由行動）

いわき市石炭・化石館「ほるる」にて。化石の太古時代から昭和の炭鉱時代へタイムスリップしてきました。

「いわき語り部の会」の大河内喜男様より、津波の跡地を眺めながら震災当日や現在の様子をお話していただきました。

「環境水族館アクアマリンふくしま」に到着。シーラカンスにびっくり！
「環境水族館アクアマリンふくしま」から「いわき・ら・ら・ミュウ」を目指して歩きました。

いわき市内の行程が終了し、帰りの特急電車乗車駅にて。ここでバスの運転手さんとガイドさんとはお別れです。 1日お世話になりました。ありがとうございました。

参加者の感想（抜粋）
～保護者より～
・なかなか子どもを連れて福島へ行く機会がないので、とてもよい企画だと思いました。震災を知らない子に伝えていく、現状を知ることはとても大切だと再認識しました。
・充実した内容の濃い楽しい1日となりました。親子共々大満足です。ありがとうございました！
・地元の被災体験された方々にお話をたくさん聞くことが出来、有意義な時間を過ごすことができました。このような機会に参加させて下さったこと感謝しています。
・ＴＶでしか見たことがなかった津波の被害を現地に行くこと、そして語り部さんの体験談を直接お伺いできたことがとても貴重な経験となりました。娘が震災翌年の3/11生まれということで、娘の誕生日にどんなことが起きていたかをずっと教えたいと思い、この旅行に応募しましたが、少しだけ娘も理解できたようです。（まだ小1なので、さわりの部分だけでも分かってくれれば今回は満足です。）

～子どもより～
・つなみがきたらこわいってわかりました。
・アクアマリンふくしまのゴマあざらしがかわいかった。
・いわき・ら・ら・ミュウはさっとしか見れなかったけど、とっても広くてお店もたくさんあったのでいいな♪と思いました！アクアマリンふくしまはたくさんの生き物がいて楽しかったです！ごはんもおいしかったです！また行きたいです！
・良い体験ができてよかったです。ありがとうございました。
・神奈川に住んでいるので、被害がなかったため、福島のことについてなかなか考える時間がなかったのですが、とても悲惨だったと聞き、神奈川でも津波の来るところに住んでいるので自分事として考えられました。ありがとうございました。

今回の訪問を通じて、見たこと感じたことを一人でも多くの方にお伝えし、一日も早い復興のために今後も支援していきます。ご協力いただきましたコープふくしま様、語り部の大河内様に心より感謝申し上げます。