参加と交流のひろば 参加と交流レポート:被災地支援・防災

【かながわ】2017年度第2回「福島訪問」を開催しました。

2017年11月20日

2017年11月15日~16日の日程で、「被災地を忘れない」の思いを込めて、かながわでは今年度2度目の福島訪問を開催しました。ユーコープかながわ県本部が企画したもので、27名の組合員の皆さんにご参加いただきました。

1日目は、双葉郡富岡町周辺と浪江町を中心に「被災地 福島」の現状を視察しました。

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ところどころに倒壊したままの家屋がそのままに・・・

広大な敷地に汚染された土などを詰めた「フレコンバッグ」が
置かれていました。

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富岡町子安橋付近。第2原発が遠くに見えます。


2日目は、人気のコープ商品「だしつゆ四季の味」を生産している内池醸造株式会社の工場を訪問しました。

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内池醸造さんでの学習会の様子 工場内では、専用の帽子と服を着て、だしつゆ四季の味の生産ラインなどを見学しました。


参加者の感想(抜粋)
・震災から6年8か月経ち、初めて被災地を訪れましたが、復興は遅々として進んでいないと思いました。
・浪江駅周辺などでは、家はあるが、人っこ一人いない状況を目にし、身につまされる思いでした。
・バスの中でのビデオ上映とても感動しました。福島まけないで!
・震災当日からの話を聞き、きれいな住宅は地震にも耐えたのに、バリケードで囲まれ、ゴーストタウン化した姿を見て、胸がいっぱいになりました。
・2日間で見た事、感じた事を帰って必ず仲間に伝えたいと思います。頑張って下さい。
・暮らしの再建が少しずつではあるが前進しているが、風評被害の克服がほとんど進んでいない事を痛感しました。
・福島県産の商品を買い支えることでの応援を続けて行きたいまた、声を大にして、福島県産商品の安全性を訴えていきたい。
・福島へ来ることは、一番の復興になるとのお言葉で、子どもを連れて福島へ来よう!と思いました。
・地震、津波、原発の三重苦に長々苦しまれているとのこと、本当に同情に耐えません。震災後のお話を聞かせて頂くたび、神戸での不安な気持ちだった 震災直後の避難生活を思い出します。
・コープふくしまの職員の方のお話にジーンと来ました。地道な活動の中で心優しく声掛けする姿が目に浮かびました。笑顔でつらい話をしてくれてありがとうございました。

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今回の訪問を通じて、見たこと感じたことを一人でも多くの方にお伝えし、一日も早い復興のために今後も支援していきます。
ご協力いただきましたコープふくしまの皆さま、内池醸造の皆さまに心より感謝申し上げます。

この件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

ユーコープ かながわ県本部

TEL:045-305-6116(受付時間:月~金曜日 9時30分~17時)