2017年8月10日
7月31日(月)から、1泊2日で親子企画「福島県に行こう!」を開催しました。
中部1エリア:望月エリアコーディネーターのレポートはこちら
中部2エリア:峯野エリアコーディネーターのレポートはこちら
西部2エリア:敷根エリアコーディネーターのレポートはこちら
福島県の避難指示区域が大幅に変わり、浪江駅まで電車運行が再開したニュースも耳にしていましたので「だいぶ変わっただろう」と思っていましたが、イメージとは違っていました。
傾いた建物やがれきの整備はすすみ、更地となった土地は増えましたが、単に「入ってよい」だけで、帰れるどころか、人の姿も見えませんでした。「あっ、人がいる!」と見ても、役所の車や家屋調査をする担当者、復興した駅には1台の客待ちタクシー。
「避難指示を解除しました」「鉄道が再開されました」だけでは、人が帰宅できる「復興」ではないと痛感しました。
浪江駅前の交差点
「駅に人がいないことが悲しい」「お留守番しているママに写真を見せるんだ!」と子どもたちから聴きました。福島へ向かう行きのバス車内では「なんで"花は咲く"という歌を、みんなで歌うの?」と言っていた子どもたちも、コープふくしまの皆さんといっしょに歌うときには元気よく歌っていました。どの子もみんな、参加する意義を理解していただけた、そう思いました。
(レポート:組合員活動委員 鈴木)
TEL:0120-71-8107(受付時間:月~金曜日 9時30分~17時)