コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

家庭の食事に含まれる"放射性物質"、第2回摂取量調査の結果について

2012年10月29日

コープは2011年度より、日本生協連と共同で家庭の食事からの「放射性物質の摂取量調査」に取り組んできました。これは「実際の食事からどのくらい放射性物質を摂取しているのか分からない」という組合員の不安の声に応じての取り組みです。
日本生協連による2回目の調査結果と今冬の3回目の調査の経過についてお知らせします。

説明会の様子。食事を入れるチャック付き袋を示しています。

説明会の様子。食事を入れるチャック付き袋を示しています。

放射性物質の摂取量調査とは

2日間にわたる朝昼晩の食事計6食分と、間食や水をはじめとした飲料など、口に入れ摂取したすべての食品をとりまとめ、ゲルマニウム半導体核種分析装置という機械で放射能分析を行います。

 

食事サンプルを袋詰めしている様子検査用に1食分多く用意した参加者宅の朝食。1食分ごとにすべてチャック付き袋へ入れて冷凍保存の上、2日分を梱包して検査センターへ発送します。

 

 

これまでの調査結果

日本生協連より、全国18都県の組合員から提出された2日間の食事サンプル584件(1回目250件、2回目334件)について、とりまとめた調査結果が発表になりましたのでお知らせします。

日本生協連 家庭の食事からの放射性物質摂取量調査結果(2012年度上期)について

 

日本生協連 家庭の食事からの放射性物質摂取量調査結果(2011年度)について


ユーコープでは59人(コープかながわ・コープしずおか各20人、市民生協やまなし19人)の組合員の方にご協力いただき、いずれも放射性ヨウ素、放射性セシウムともに不検出でした。

参考 <日本生協連ホームページ>

 

日本生協連、「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」を開始

検査方法について

 

 

 

これまでの取り組み


・第3回放射性物質摂取量調査について

2012年9月24日から10月19日にご協力いただける方を募集しました。11月の事前説明会に参加いただいた方の中から、ご協力をお願いします。

 

・第2回放射性物質摂取量調査について

2012年7月2日から7月20日にご協力いただける方を募集しました。1回目と同様に事前説明会に参加いただいた上で、コープかながわ・コープしずおか・市民生協やまなしより各10人、合計30人の方に食事サンプル提出のご協力をいただきました。


・第1回放射性物質摂取量調査について

2012年1月30日から2月24日に機関誌Mio2月号とホームページに掲載し、参加希望者を募りました。お申し込みいただいたうち50人の方に事前説明会に参加されました。その中から、コープかながわ・コープしずおか・市民生協やまなしより各10人、合計30人の方に食事サンプル提出のご協力をいただきました。

<事前説明会の様子>

摂取量調査の説明会の様子


放射性物質の摂取量調査へご協力のお願い

事前説明会の様子はこちら

 

 

コープの考え方・対応

コープでは放射能問題について、今後も正確でわかりやすい情報提供とリスクコミュニケーションを進めていきます。

 

・放射性物質問題へのコープの対応について

放射性物質の検査結果をお知らせします

内閣総理大臣へ「福島第一原子力発電所事故にともなう放射能汚染対策に関する要請書」を送りました

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