コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

家庭の食事に含まれる“放射性物質”調査の説明会を開催しました

2012年3月21日

コープは日本生協連と共同で、家庭の食事からの「放射性物質の摂取量調査」に取り組んでいます。これは「実際の食事からどのくらい放射性物質を摂取しているのか分からない」という組合員の不安の声に応じての取り組みです。
このたび神奈川、静岡、山梨の3会場で調査に参加を希望される組合員を対象に説明会を開催しました。

説明会の様子。食事を入れるチャック付き袋を示しています。

説明会の様子。食事を入れるチャック付き袋を示しています。

「放射性物質の摂取量調査」へのご協力は機関誌Mioとホームページで広く組合員によびかけました。その結果、コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなしの組合員計50人の方から、調査のための事前説明会へお申し込みをいただきました。

 

事前説明会は3月 5日(月)市民生協やまなし、3月 7日(水)コープかながわ、3月13日(火)コープしずおかの各本部にて開催し、計40名の方が出席されました。

摂取量調査の説明会で、参加者は熱心説明に聞き入っていました写真は神奈川会場の様子です。

 

それぞれの会場では、まず放射能のミニ学習会を開催。放射性物質や放射能についての基礎知識を学習しました。その後、具体的な調査方法の説明が行われました。

摂取量調査は、たいへん手間のかかるものです。ご協力いただく方には2日間にわたって、朝昼晩の食事計6食分と、間食や水をはじめとした飲料など、口に入れ摂取したすべての食品について用紙に記録し、写真をとり、保存袋に入れて冷凍の上、宅配便で送付いただきます。

 

コープでは参加された方の中から29人を選出し、調査への参加をお願いしました。全国の各県から同様に生協の組合員が参加し、その数は約250人です。

 

参加者から2日分の食事を受け取った日本生協連の検査センターでは、1家庭分の食事ごとに14~15時間かけてゲルマニウム半導体核種分析装置という機械で放射能分析を行います。1日に分析できる数が限られるため、検査の結果は一度にお伝えできませんが、第1弾は3月末に発表できる予定です。

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