2011年4月22日
今年の冬は雪が多く低温の日が多かったので玉ねぎの生育が遅れましたが、長年続けてきた「土づくり」のおかげで、元気に育つことができました。
秋に収穫した玉ねぎは、日持ちを良くするために収穫後に乾燥させます。このとき表面が茶色くなります。
これに対し、春に収穫した新玉ねぎは乾燥させずに出荷しますので、表面が白くて水分が多いです。味は辛みが少なく、柔らかでみずみずしいのが特徴です。ただ傷みやすいので、おいしいうちに食べましょう!
みずみずしくて歯ざわりのよい新玉ねぎができました!
ながさき南部生産組合は、長崎、雲仙山麓に広がる大地で、出どころ確かで生態系を重視した有機栽培や農薬を減らした栽培を実践してきました。コープとの協同は1989年から20年以上にわたります。そして2010年3月からは、ながさき南部生産組合でつくられるすべての農産物を「まるごと産直」としてコープでの取り扱いを始めました。(写真をクリックすると大きくなります)
ちなみに玉ねぎの主な辛み成分は硫化アリルで、包丁で切った時に気化して鼻や目の粘膜を刺激します。刺激がつらい方は、鼻や目を硫化アリルから防御しましょう。また、硫化アリルは水に溶けやすいので、玉ねぎに水をつけながら切ると刺激が弱くなるようです。
辛みの少ない新玉ねぎを電子レンジで加熱するだけのお手軽メニューです。甘くて柔らかくてとってもおいしいですよ。(作り方はMIO5月号最終ページに掲載)
以下の MIO5月号PDF版で、ながさき南部生産組合の新玉ねぎについて詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。