環境を守る:

マイバッグ・マイバスケット

ユーコープ組合員は、ずっと前から
マイバッグ。

2020年にレジ袋有料化が義務付けられましたが、ユーコープでは1982 年に「お買い物袋持参運動」と「レジ袋の有料化」を始めています。今では、ユーコープで買い物される方の9割以上がマイバッグやマイバスケットで買い物をしています。レジ袋を削減することで、原料の石油使用と輸送や廃棄によるCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献しています。また、プラスチックごみによる海洋汚染の広がりを少しでも抑えることにつながります。

2020年3月からは、レジ袋のサイズを少し小さくしています。あわせて、植物由来のプラスチックの比率を10%から50%に変更しました。

全国で初めて、
レジ袋を有料化した歴史の話

  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう

便利の「その後」は?
ユーコープとプラスチック
ごみ問題

軽くて丈夫でコストが安く、加工もしやすい便利なプラスチック。しかし、近年では海洋汚染の原因として、世界的に大きな問題になっています。このままのペースでは、2050年には海洋中のプラスチックごみの量が魚の量を超えるといわれています。私たちは、便利の「その後」を考えて、プラスチックごみをできるだけ減らす必要があります。

ユーコープでは、マイバッグ持参を呼びかけるほか、プラスチックを使った包材をリサイクルしたり、商品包材のプラスチック使用量を減らすことで、プラスチックごみの削減を進めています。

コープ商品の利用で、
いつの間にか
プラスチック削減

コープ商品は、包材の一部を再生プラスチックにしたり、仕様を変更することで、プラスチックの削減を進めています。

商品名・素材表示・組合員サービスセンター連絡先・賞味期限は、キャップに記載しています。その他の表示事項は、お届け段ボールに記載しています。

いつもかばんに~

全国で初めて、レジ袋
有料化した歴史の話

ユーコープの前身である、かながわ生協(当時)は、1970 年代に紙袋(サービス袋)を有料(大8 円・小3 円)でお渡ししていました。当時から「サービス袋を少なくすることは商品の価格引き下げにもつながる」と、お知らせしていました。1982 年、レジ袋の無料提供をやめ、全国の生協に先がけて初めて有料化を始めました。今でこそ環境問題への意識が高まり、珍しいことではなくなりましたが、その当時「レジ袋は1 枚10 円」と有料化を宣言したことは、社会的にたいへんな衝撃でした。

この取り組みはその後コープしずおか・市民生協やまなし(いずれも当時)にも広がりました。有料化のきっかけは、ゴミ問題というより「ムダなものはできるだけなくして、その分組合員に還元しよう」ということでした。当時は慢性的なインフレで、物価は年々高くなるのが当たり前。生活必需品の単価を下げることが重要なテーマだったのです。「レジ袋は10 円に有料化しますが、その代わり404 品目の商品の値段は据え置きます」と宣言したことから、「サービスは悪いけど、価格は安い」というのが当時のかながわ生協のイメージとなりました。

ここにも、そこにも、サステナブルなくらし。ユーコープのサステナタウンに行こうここにも、そこにも、サステナブルなくらし。ユーコープのサステナタウンに行こう