循環型社会をめざした環境への配慮
私たちが毎日食べている食品の「なりたち」そのものが地球の未来を左右しています。現在、農薬が大地や人に及ぼす悪影響や魚介類の養殖による海水への汚染が懸念されています。また、食品の運搬・流通の過程においても、食品を運ぶトラックなどが排出するCO2による環境への影響が大きな社会問題となっています。このようにさまざまなカタチで自然破壊の波が押し寄せる中、ユーコープはユーコープ自身が生産並びに販売している食品の工程の見直しや、リサイクル・リユースなどを進め環境に配慮した商品の供給を行っています。さらには循環型社会の確立をめざして、ユーコープならではのアクションプログラムに取り組むことで、地球の未来のために歩んでいます。
生産農場では、牛舎から出る排泄物で作った堆肥(たいひ)を土にすき込み、そこで収穫した牧草とトウモロコシを肉牛に与える循環型の畜産業を行っています。
将来にわたって養殖し続けることができるように、南米チリの豊かな自然を守りながら、おいしい銀鮭を育てています。
「グリーン・プログラム」の取り組みを進める中で、養殖環境の保護やトレーサビリティの確保を行っています。 あわせて天然うなぎの保護を目的に、うなぎの完全養殖の研究を応援しています。
2004年度からユーコープでは「森を守る」活動(「かき」の産地の水源環境を守るための植樹活動の取り組み)への支援を行っています。
ユーコープの宅配セットセンターで発生した野菜くずなどを使った有機質肥料を栽培に活用しています。