機関誌mio 2018年9月号 | 生活協同組合ユーコープ
2/16

食みんなでおいしくいただくために…のあんしん レスキュー隊きゃーっ!米袋の中に虫がいる!何の虫?この虫は、お米につく虫で最も多い、「メイガ」の幼虫です。メイガの幼虫はイモムシのような形をしており、特有の強いあごでさまざまな食品の包装袋を食い破り侵入します。米ヌカは虫の大好物です。幼虫で3週間、蛹から1週間ほどで成虫になり、繁殖します。虫は、もともと袋の中に入っていたの?最初から虫が入っていたわけではないんです。米袋によっては、輸送中の破裂防止のため、小さな空気穴があけてあります。メイガの幼虫のように、この空気穴を食い広げて袋内に侵入する虫がいます。さらに、空気穴から水が入り込むと、お米が変色して固まったり、カビが発生することがあります。また、ご家庭で使用中に開封箇所から虫が入り込むこともありますので、袋の置き場所や保存には注意が必要です。おうちCO取り扱いが始まっています。今回は、お米について、よくあるお申し出をご紹介します。OPや店舗では、今年収穫された新米の商品検査センターでは組合員が参加できるさまざまな企画を開催さなぎ 商品検査センターでは、開設当時より「夏休み験教室」をはじめ、食品添加物や放射性物質の学習会など皆さんに参加いただける企画を開催してきました。現在は、親子で楽しめる「実感・体感!食の安全探検隊」や、おうちCOOPの「健康管理食」の試食など「健康と食生活」をテーマにした企画も開催しています。ぜひ、皆さんで商品検査センターへお越しください。母と子の実September 2018はみだしコラムつまようじひとつ分の穴が袋の上部にいくつかあいています血管年齢測定や食生活のアンケートも実施しました負けず嫌いの5年生の長女。「自分のことを漢字一字で表す」という課題で書いた文字は「勝」。何と戦っているのやら…。どんな女性に成長するか楽しみです。(静岡県静岡市 マイマイさん 40代)提供:(株)イカリ消毒お米の正しい保存方法日々の食生活は安心な食べ物から。食品の「なぜ?」を通じておいしく食べていただくコツを、皆さんと一緒に考えていくページです。米ヌカが大好き!ノシメマダラメイガの蛹(さなぎ)・幼虫・成虫「実感・体感!食の安全探検隊」の様子お米は日持ちすると思われがちですが、野菜と同じ生鮮農産物です。そのため、精米してから徐々に品質が低下していきます。夏場は精米日から30日間、冬場は45日間を目安に食べきりましょう。また、お米は乾燥すると米粒にヒビが入り、食味が落ちてしまいます。保存の際には米袋のままではなく密閉容器に移し替え、高温・多湿・直射日光を避けて保存しましょう。保存容器や保存場所を清潔に保つことも大切です。Vol.お米のトラブルにまつわるナゾを解く!QA-- 2QA02

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る