機関誌mio 2018年6月号 | 生活協同組合ユーコープ
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おいしく学んで楽しく交流工場見学で分かるおいしさの理由ュニティ&コミュニケーシcomucomu× チャーミーポークョンコミ    ふみや    ()「コープの産地指定茶美豚」は、総青空の広がる早春の朝、総代33人を乗せたバスが向かった先は群馬県にあるJA高崎ハムの工場です。ここでは、4月にリニューアル発売したユーコープセレクション「茶美豚で作った無塩せきロースハム」と「茶美豚で作った無塩せきベーコン」を製造しています。車中ではテーマソング「にくいぜ茶美豚!」を歌ったり、茶美豚にまつわるクイズ大会をしたり、楽しみながら茶美豚について学習。初めて顔を合わせる参加者もすぐに打ち解けて、場も和んでいきます。今年、発売から20周年を迎える代の皆さんも日ごろからよくご利用いただいているようです。「茶美豚の飼料に抗酸化作用のあるお茶の成分カテキンを使っている効果は?」というクイズに、すぐ「臭みが少ない」と正解が出ると、「そう、甘みもあるよね」「アクが少ないから、しゃぶしゃぶにもぴったり!」と口々においしさを語っていました。工場では、まずリニューアルしたハムとベーコンの説明を受けます。組合員の声に応えて、無塩せき※仕様に変更。調味料アミノ酸を使わず、控えめスモークのさっぱりした味わいです。試食した総代の皆さんからは、「やさしい味付けで食べやすい」「かむほどに甘みが出てくる」などの声が上がりました。工場内は見学者用通路からの見学です。「この部屋ではハムやソーセージをスライスし、パック詰めをしています」と案内するのは工場長の矢島夫美也さん。「レーンが上下に分かれているのはどうして?」「部屋の温度は?」など、矢継ぎ早に飛ぶ質問にも、「上段レーンは規格外のもの。室温は平均15℃くらいです」と丁寧に答えています。「いろんな形があるのね」「スライスする前のハム、重そうだわ〜」など、総代の皆さんは興味深げに見入っていました。見学を終え、「工場の人から直接話を聞けるとてもいい機会でした」と振り返るのは参加者の浮田さん。「自分の食べるものが、どのように作られているかを見ると安心。総代になると、こうした企画に参加して学べるのもいいところ。多くの方にやってみてほしいです」と古賀さJune 201810いきいきとくらしを楽しむ組合員や各地で行われているさまざまな企画やイベントを紹介します2018年2月6日(火)場 所JA高崎ハム株式会社(群馬県高崎市)取材日「総代」とはユーコープに意見を出し、方針づくりに参加する組合員の代表です。ユーコープでは年に数回、総代を対象に施設見学会などを開催しています。今回は、神奈川県の総代33人が「JA高崎ハム工場見学」に参加しました。JA高崎ハムの工場前にて。参加した総代の皆さんで「はい、チーズ!」4月にリニューアルしたロースハム(左)とベーコン楽しく学べる♪総代限定企画ユーコープセレクションの魅力発見!「高崎ハム工場見学」

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