2019年度 第7回 通常総代会議案書 第1分冊 | 生活協同組合ユーコープ
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(1)微生物検査商品特性から、微生物リスクの高い商品や品質劣化の早い商品を選定し、検査しました。店舗調理加工施設で調理している製品を年1回以上、全施設分検査を実施し、施設衛生環境の指標にしています。夕食宅配マイシィは、生産者から、組合員に届ける商品と同じものを送ってもらい、月1回の検査を継続して行いました。① 残留農薬検査グリーン・プログラム商品、コープの産直(産地指定)品や店舗買い場の地場野菜を中心に約340種類の農薬について検査を行いました。② 放射性物質検査国がモニタリングを継続している6県とユーコープ3県を原産地もしくは加工地とする商品と、組合員の皆さんが毎日口にするデイリー商品を中心に検査を行い、結果をユーコープホームページで公開しています。③ 食品添加物検査迎春商品を中心に、見た目に変化を与える漂白剤や発色剤、着色料を使用している商品が、商品仕様書に記載されたとおりで、国の基準に適合しているかについて確認しました。④ 動物用医薬品検査産地指定の精肉は抗生物質や成長ホルモン剤、鮮魚・鰻加工品などについては抗菌剤や抗生物質などの検査を行いました。鰻加工品は需要が高まる「土用の丑」直前に検査を行いました。⑤ アレルゲン検査おうちCO-OPで展開された「アレルゲン配慮食品」については、取り扱いと同じ生産ロット品を取り寄せ、検査を行いました。2. 生産工場や店舗の衛生管理 (1)店舗調理加工施設のふき取り検査 年2回・計215施設実施(2)理化学検査ユーコープの店舗で商品を製造する施設(総菜・鮮魚・精肉・ベーカリー)について、冷蔵庫の取手、包丁の柄、まな板、シンクレバーなど作業中によく触る箇所の衛生状況を確認するために、DDチェッカーという小さな寒天培地を使って、微生物の存在を検査しました。検査分野微生物検査残留農薬検査放射性物質検査その他合計検体数12,53942353224013,734改善を必要とした結果(%)14件(0.1%)2件(0.5%)0件(0.0%)6件(2.5%)22件(0.2%)44 1. 商品検査  2018年度は13,734検体について検査しました(前年比115.4%)。改善を必要とした検査結果は全体で0.2%でした。販売済み商品を回収するなどの緊急対応が必要な検査結果はありませんでした。2018年度 品質保証の取り組み

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