2019年度 第7回 通常総代会議案書 第1分冊 | 生活協同組合ユーコープ
5/58

當とう具ぐ 伸しん一いち第7回通常総代会 総代の皆さん、日頃のご利用と、活動へのご参加ありがとうございます。新しい生協ユーコープが発足して、6年が経ちました。この6年間は、「生協の原点」にかえり、「組合員が主人公の生協」をめざして努力をしてきた6年間でした。まだまだ道半ばではありますが、いろいろな場面で「ユーコープは変わってきた」「私たちの声が届くようになって嬉しい」といった声もいただくようになりました。この6年間、役職員を温かく、時には厳しく支えていただいた皆さんに、改めて感謝を申し上げます。 さて、2018年度は、経営基本方針のスローガンとして、「すべては 目の前の 組合員のために」を掲げ、3つの柱のもとに事業と活動を進めてまいりました。 第1の柱は「組合員の立場で実践できる、人と組織をつくります。」です。まだまだ接遇についてお叱りの言葉をいただくこともございますが、「配達に来てくれる職員がとてもいい人」「お店の人はどの人も声をかけやすい雰囲気で買い物に行くのが楽しい」といったお言葉も多くいただくようになってきました。一つ一つの事例を大切にしながら、ユーコープで働く全ての人が、組合員の皆さんと「友達のような家族のような関係」を築けるように努力してまいります。 第2の柱は「組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革をすすめます。」です。残念ながら、店舗事業の大幅な赤字では、皆さんにご心配をおかけしておりますが、ユーコープセレクションの開発をはじめ、「おうちCO-OPと店舗のポイントの共通化」や「おうちCO-OPカタログ誌面の選択配布」「注文用紙の改善」など組合員の皆さんからいただいた声をもとに、商品や仕組みの改善を進めてまいりました。 第3の柱は、「社会的役割を発揮します。」です。相次いで起こった自然災害への支援や、ユニセフの取り組みをはじめ、被爆者の皆さんとともに、「ヒバクシャ国際署名」にも大きく取り組んできました。「リサイクルセンター」の稼働や「フードバンク・フードドライブ」の活動は、組合員の皆さんから多くの共感の声をいただいております。また「地域見守り」の取り組みでは、行政から大きな期待を寄せられています。 ユーコープは今、ゆっくりではありますが、着実に変わってきています。この6年間の前進面に確信をもちながら、すべての組合員の皆さんと「だれもが幸せになれるユーコープ」を、ともに創っていきたいと決意しております。一緒に手を携えて前進しましょう。生活協同組合ユーコープ 代表理事理事長代表理事理事長挨拶

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る