2018年度 第1回 通常総代会議案書 第1分冊 | 生活協同組合ユーコープ
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2【指針2. 組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革を進めます。】(1) お仲間づくりの取り組み① おうちCO-OP宅配センターでは、継続して利用していただくための取り組みとして、利用を開始した組合員への手続き担当者からの感謝の気持ちを伝える手紙の送付や、「配送担当者に会えない」というような利用開始後の組合員の困りごとを確認する電話がけを実施しました。② 店舗では、春のキャンペーンや日常の取り組みに加え、お仲間づくりに特化したチラシの配布を実験的に進めました。また、おうちCO-OP利用の組合員のご希望に沿って、ふれあいポイントカードの発行を行いました。① 2017年2月に佐賀県内で発生した鳥インフルエンザにより大きな被害を受けた「はぐくみ鶏」の生産者を応援するための緊急募金に取り組みました。また、「はぐくみ鶏20周年感謝のつどい」を開催し、生産者に感謝の気持ちを伝え交流を深めるとともに、おうちCO-OP・店舗で関連商品をおすすめしました。② ユーコープならではの商品として、「神奈川の味と香りのあしがら一番茶」、「静岡県産こだわりの純米大吟醸」を開発し、地産地消の取り組みを進めました。この商品も含め、2017年度は32品目がユーコープセレクションに新しい仲間として加わりました。(2) 組合員とともに商品を育て広げる取り組み(3) 宅配事業(おうちCO-OP・夕食宅配マイシィ)の取り組み① 「カタログが多すぎる」との組合員の声を受け、お買物めも・me-motto以外の11種類のカタログについて、希望に基づき配布を選択できる仕組みを導入しました。② おまかせ定期便をより便利に使っていただけるように、今まで少なかった野菜・果物を中心に生鮮品の品目を増やしました。1. 2017年度の位置づけ第1次中期経営計画の2年目として、3年間の経営軌道を方向づけ、次期中期経営計画にもつながる重要な年度であり、組合員の声を聴くことを大切にし、その声を生かす取り組みを組織全体で進めました。2. 2017年度の経営結果組合員の利用に支えられ、宅配事業(おうちCO-OP・夕食宅配マイシィ)はほぼ予算どおり(予算比99.9%)の供給高を確保できました。しかし、店舗事業の供給高は来店者数減少により予算比96.1%となったため、全体の供給高は予算比98.6%で予算に届かず、経常剰余も供給高不足により予算未達成でした。3. 経営基本方針を実現するための事業計画に基づく主な取り組み【指針1. 組合員の立場で実践できる、人と組織をつくります。】(1) これまで「秋のつどい」や「総代懇談会」には、事業所を代表して宅配センター長・店長が参加していましたが、組合員の声を直接聴くことができ、交流を深める大切な場であることから、今年度からさまざまな立場の職員が参加できるようにし、自らの仕事を振りかえる機会としました。(2) 組合員に喜ばれた事例、ありがとうと感謝された事例、仕事の改善につながった事例などについて、組織として光をあて、認め合い、共有化するために感謝状の贈呈を開始しました。2017年度 全体のまとめ

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