2017年度 第5回 通常総代会議案書 第1分冊
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組合員の声 (3)指針2(1)(2)(4)(5)(6)(7)32介護度が重度のご利用者の場合、担当ケアマネジャーの知識や経験だけでは、必要なケアプランの作成や、その見直し、改善をしていくことが困難な場合があります。日頃から医療関係者と顔の見える関係ができていたことから適切な対応を行うことができました。今後も医療関係機関と顔の見える関係づくりを広げていきたいと思います。コープケアサポートセンター相模原(相模原市南区)居宅介護支援事業管理者  飯田 李枝1. 「ふれあい」と「あたたかさ」そして「笑顔」を大切にした福祉サービスを提供しています社会保障制度が刻々と変化する中、福利事業はご利用者に寄り添い、地域・社会に貢献できるサービスを持続的に提供しています。今後ニーズがますます高まる「中・重度要介護」「認知症」「障がい福祉」へのサービス提供力の向上、働きやすさの改善、地域の行政・関係機関等とのネットワークづくりを他部署と連携しながら進めています。声が聞こえるようになり、親子での会話が増えて明るくなりました。【事例1】医療等の関係機関と連携し適切なサービスを提供入院先からご自宅に退院されましたが、意識障害や歩行不安定な症状がみられるなど、介護度が悪化していました。そこで、日頃から交流のある医療関係職種の方に相談したところ、大学病院の勉強会で特徴的事例として取り上げられ、適切な医療的対応のアドバイスをいただくことができ、ケアプランの作成で連携している訪問医や訪問看護に対応いただくことでご利用者の病状が改善し感謝されました。2. 補聴器の相談・供給をはじめました2016年度 取り組んだこと指針2.組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革を進めます。(7)福祉事業は持続的な事業活動を支えるため、今後の環境変化に対応できる人づくりと体制づくりを進めます。・川崎市・横浜市・相模原市にある8カ所のコープケアサポートセンターで、行政から介護や障がい者の認定を受けた方を対象に、条例に基づくサービスを行っています。 ※神奈川県限定のサービスです。・介護職員初任者研修を開催し、ホームヘルパー有資格者を育成しました。5月度から補聴器(特定管理医療機器)のご相談と販売を開始しました。お問い合わせの電話の後、ご利用者のご自宅にお伺いして聴力測定や補聴器の試聴を無料で行うことで、外出が困難な方でもお気軽にご相談いただいています。今後はおうちCO-OPや店舗でのお知らせを広げていきます。【事例2】おうちCO-OPと一緒にサービスを提供ヘルパーによる買い物の支援がサービスの1つにありましたが、購入する品目や重量が次第に増加するようになり、ご利用者本人とヘルパーの負担も増し、このままでは他の支援内容が十分にできなくなる等の悪影響が懸念されていました。そこで担当者がおうちCO-OPの情報提供をし、おうちCO-OPのサービスをご利用いただくことで、サービス提供時間が限られている訪問介護支援を充実させることができました。このご利用者は目が不自由なため、食べ残しや賞味期限管理の支援などに配慮することや、お届け日時とヘルパー活動日時があうように調整し、よりご利用者への支援が充実するように進めることが課題でした。おうちCO-OPを継続利用いただきながら在宅での生活を末永く支援させていただきたいと思います。コープケアサポートセンター港北(横浜市港北区)訪問介護事業管理者 増田 紀久子ご自宅での聴力測定の様子

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