2012年12月18日
「協同組合がよりよい社会を築きます」
国連は2012年を国際協同組合年(International Year of Co-operatives=IYC)とすることを宣言しました。
これは、協同組合がもたらす社会経済的発展への貢献が国際的に認められた証で、特に協同組合が貧困削減・仕事の創出・社会的統合に果たす役割が着目されています。
ここでは国際協同組合年を記念して、神奈川県・静岡県・山梨県内で開催されているさまざまな取り組みについてご紹介しています。
<10/30>NEW! つながるっていいね!エピソード 受賞作品発表!
<12/15>国際協同組合年記念講演会「地域・社会における協同組合が果たす役割」
JA山梨中央会、山梨県生協連による主催で、 甲府市かいてらす(地場産業センター)で、(公財)生協総合研究所理事 栗本昭さんを講師に記念講演会を開催し、市民生協やまなしも参加しました。「なぜ、今協同組合なのか」「私たちが果たすべき役割は何なのか」を山梨県内の協同組合のみなさんと一緒に考えました。
<12/1>「市民がつくる新しい希望社会」キックオフフォーラム
関内ホールにて、市民がつくる新しい“希望社会”実行委員会による主催。今日の社会の中で大変厳しい状況に置かれている“若者たち”。そして“働くこと”。これらに焦点をあて、パネリストの実体験などを基に、親世代と若者世代の価値観の違いなどを探りながら、希望が持てる社会とは何なのかを、いっしょに考えました。
市民がつくる新しい“希望社会”実行委員会は、7月に実行委員会が発足しコープかながわからも理事・活動企画委員3名が委員として活動しています。
<10/27>協同組合間提携商品「静岡発 さばじゃが君」発売!
静岡県生協連・JA静岡経済連・静岡県漁連のコラボレーションによる、協同組合間提携商品「静岡発 さばじゃが君」が新発売!原料はすべて静岡産地限定、農協のばれいしょ、漁協のゴマサバを使った地産地消のメンチコロッケです。10月27日より、コープしずおかの18店舗で総菜売場にて数量限定で扱います。ぜひ味わってみてください。くわしくはこちらから コープしずおかHPへ
<10/12>JAめむろで産地交流会を行いました。
2012年10月12日(金)、全国の生協の組合員や職員、合計27名が、北海道河西郡のJAめむろを訪問しました。
2012年国際協同組合年の記念行事の一環として、CO・OP北海道十勝のブロッコリーなどCO・OPの冷凍野菜をテーマとした産地交流会です。
コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなしより参加した組合員4人は、2日にわたって、JAめむろと関連会社の農産物処理の加工施設や貯蔵選別施設、畑を視察し、製造されているコープの冷凍加工食品について学びました。
くわしくはこちら
<9/11>2012国際協同組合年「協同組合 体験・交流学校」 コープの商品検査センターとおうちCO-OPのセットセンター見学
「協同組合 体験・交流学校」は、神奈川県内の農業・林業・漁業・消費者・協同労働の各協同組合が学びあい交流することでつながりをつくり、新たな協同のきっかけづくりとなることを目的としています。
今回は、コープの宅配事業おうちCO-OPで、44万人の組合員にお届けする冷蔵・冷凍商品をセットする「森の里要冷セットセンター」と、コープで取り扱う商品の検査などを行う「商品検査センター」を見学しました。県内のさまざまな協同組合関連の団体から計15人が参加し、商品のセットや資材がリサイクルされていく様子、検査の様子などをじっくりと見学していました。
<8/24>国際協同組合年 ミュージカルおもひでぽろぽろ
国際協同組合年静岡県実行委員会が、協同組合間の社会的認知度を高める目的で静岡県民を対象に公演しました。
アンケートでは、「この企画にピッタリの内容。もっと多くの若者や子どもたちが見れたらよかった。感動を与える仕事、がんばってほしい。」「農業の現在のテーマに合致したみごたえのある内容。歌と演技が素晴らしい。無農薬野菜が大好きなので、この劇を見てもっと気にかける人が増えたらいい。」など高い評価でした。くわしくはこちらから 静岡県連HPへ
<7/6~7>コープ商品見学会(JAさが)
IYC産地生産者見学交流会として日本生協連が主催。全国から生協組合員が佐賀県を訪問し、CO・OPチキンライスを製造するJAフーズさが伊万里ピラフ工場など4工場を回り、生産者の皆さんと交流しました。
また、コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなしより参加した組合員3人は、コープの産地指定「はぐくみ鶏」について組合員活動の事例を紹介・報告しました。くわしくはこちらから
<6/18>産地の後継者育成を応援する組合員募金 ご協力ありがとうございました
コープかながわでは組合員の皆さんへ「日本の農業の後継者育成のための募金」を呼びかけました。77万6,100円ものご厚意が集まり、8月2日に実施したJAふらのの生産者の子どもたちの店舗研修「ふらのKid's農業塾in片倉」を助成することができました。くわしくはこちらから コープかながわHPへ
<6/16~17>食育&復興支援フェスティバル横浜~第7回食育推進全国大会~
横浜市内で、東日本大震災の被災地との食のつながりを実感すること、食の楽しさ・喜びを体感することなどをコンセプトとした、食育への関心を高める、「食」のフェスティバルが開催されました。 コープかながわ、コープしずおか、市民生協やまなし、ユーコープは合同でパシフィコ横浜会場に出展し、「おいしいごはんプロジェクト」と題し、ふりかけとおにぎり作りの体験コーナー、クイズラリー、展示、試食を実施しました。 くわしくはこちらから
<6/1>つながるっていいね!エピソード募集 たくさんのご応募、ありがとうございました
日本生協連など5団体が国際協同組合年を記念して、6月1日~8月31日に、人とのつながりにまつわるエピソードやイラストの募集を行いました。くらしの中で出会い感じた、人と人とのつながりや思いや助け合ってよかったことなど、「たくさんのつながるっていいね!」
入賞者の発表は10月末です。くわしくはこちらから 日本生協連HPへ
<5/12>広葉樹500本を植樹
国際協同組合年静岡県実行委員会が主催し、地域に貢献できる「協同組合」らしい活動の実践として、富士山麓、富士宮市北山の伐採跡地約30アールに広葉樹500本を植樹しました。70人が参加し、コープしずおかから3人が参加しました。くわしくはこちらから コープしずおかHPへ
<3/12> 2012年国際協同組合年キックオフイベント「協同組合のつどい」~協同組合がよりよい社会を築くために~
国際協同組合年神奈川県実行委員会が12年の国際協同組合年スタートの行事として開催しました。人とのつながり、絆、「協同」の大切さを再認識しながら、神奈川県内の協同組合・関係団体が連帯して、協同組合の価値・役割を広く組織内外に発信していく契機になりました。くわしくはこちらから 神奈川県連HPへ
<1/24>国際協同組合年開幕記念講演会
「静岡県における協同組合の源流と将来方向について」
「いま、日本に求められるもの ~歴史から学ぶ人間関係~」
国際協同組合年神奈川県実行委員会が開催。国際協同組合年スタートを祝う2つの記念講演会は、参加者に好評でした。実行委員会の構成組織や協同組合の関係者229名が参加し、コープしずおかからは22人が参加しました。くわしくはこちらから 静岡県連HPへ
<国際協同組合年とは>
国連は1957年より「国際年」を設け、共通の重要テーマについて、各国や世界全体が1年間を通じて呼びかけや対策を行うよう取り組んでいます。
2009年12月の総会で、国連は2012年を国際協同組合年(International Year of Co-operatives=IYC)とすることを宣言しました。これは、協同組合がもたらす社会経済的発展への貢献が国際的に認められた証で、特に協同組合が貧困削減・仕事の創出・社会的統合に果たす役割が着目されています。
IYC 3つの目的
(1)協同組合についての社会的認知度を高める…協同組合の貢献・協同組合の世界的ネットワーク・コミュニティ構築や平和への取組などについて知ってもらう
(2)協同組合の設立や発展を促進する
(3)協同組合の設立や発展につながる政策を定めるよう政府や関係機関に働きかける
これらの目的に向かって、2012年は国際的にも国内でもさまざまな行事、イベントなどの取り組みを行っています。このため国際的には、国連や国際協同組合同盟(ICA)が、国内では各地に全国実行委員会が発足しました。
●ロゴ
IYCのロゴは、7名の人が協力して立方体を持ち上げ支えている様子を描いています。この立方体は、協同組合の事業がめざすさまざまなゴール・志や、それらの事業が果たせる成果を表現しています。
また7人という数は、協同組合運動の7原則(自発的で開かれた組合員制、組合員による民主的運営、組合員の経済的参加、自治と自立、教育・訓練・広報、協同組合間の協同、コミュニティへの関与)を示しています。