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コープかながわは、組合員から公募した「家計簿モニター」に、毎月家計簿を提出していただく家計簿活動を行っています。
２０１１年は９９７名の方がモニター登録し、提出活動に参加していただきました。
組合員で構成する「家計簿・くらし調査研究会」では、提出データをもとに暮らし向きの変化について生活者の視点で家計分析を行い、毎年「家計簿のまとめ」を発行しています。
このたび、２０１１年１月～１２月の年間集計から家計分析を行った「家計簿のまとめ」を発行しました。

２０１１年「家計簿のまとめ」はこちらから（家計簿のページにリンク）

２０１１年コープかながわ家計簿の特徴

・東日本大震災のあった１年でしたが、震災前・震災後の収支の大幅な変化は見られませんでした。費目ごとでは震災が発生した３月、「住居費その他」が急増しました。（住居費その他にはカセットコンロや電池など非常用グッズの支出が増加したと考えられます）また、家族の「絆」「エコ生活」などを反映し、教養娯楽費が増加した一方、水道光熱費は減少しました。
・今回の家計簿のまとめでは２０００年と２０１１年の家計簿の内訳を比べてみました。
収入が伸び悩むなか、税金など非消費支出の増加で消費支出は減少しています。
コープの組合員においても年収２００万円～３００万円世帯が増えています。
費目別に見ると、通信費の急増・貯蓄の減少があげられます。住宅ローンや教育費を年金世代に入っても払い続けているということが明らかになりました。