参加と交流のひろば 参加と交流レポート:商品・食育・産地体験

「静岡県産こだわりの純米大吟醸」発売を前に組合員が「花の舞酒造」を訪れ交流をしました

2014年11月18日

花の舞酒造外観新シリーズ「ユーコープセレクション」の商品の中で12月に発売になる「静岡県産こだわりの純米大吟醸」。
地元の原料でおいしい日本酒を作り続けている「花の舞酒造」を組合員が訪れ、酒蔵の見学と杜氏・副杜氏との交流を行いました。

花の舞酒造(浜松市浜北区)は静岡県内で知らない人はいない有名な日本酒のメーカーです。ユーコープと共同で商品開発に取り組もうと、2014年春の田植えから10月の稲刈りにユーコープ組合員が参加してきました。

白い宝石のような酒米「山田錦」が日本酒になるまで

「山田錦」や「百万石」などの酒米はタンパク質が少なく、粒が大きく心白(しんぱく)と呼ばれるお米の中心に不透明な部分があります。
心白はすきまが多いので麹菌が中に入りやすいのです。
(麹菌は放っておけば空気のあるところで成長し緑色のカビになってしまうそうです。普通のカビと一緒ですね)
酒米を最大で50%以上に削って使います。真白くなった米はまるで宝石のようです。玄米と比べると、その小ささがわかります。

日本酒造りはまず麹から。精米した米を蒸して冷まし、麹菌をまぶして揉みます。48時間以上かけて麹が完成します。
一方、HD101酵母(静岡酵母)を使って「酒母(しゅぼ)」というものも作ります。
酒母・麹・水・蒸したお米をもろみタンクに投入し20日~25日間麹による糖化と酵母によるアルコール発酵を行います。
その後、圧搾ろ過して日本酒を搾ります。火入れ殺菌後、瓶詰めし、製品として出荷します。

 

酒蔵の見学

酒蔵には、米を蒸すための大きな釜や、麹を寝かせる部屋、酒母を発酵させる大きな容器などがあります。
お酒の神様も祀ってあります。酒造りは昔から農業の延長線上にあり、米作りと一体となっていたのだろうと想像しました。
もろみが発行している部屋では、「ユーコープ」の札がついているタンクがありました。「これが静岡県産こだわりの大吟醸になるんですね」と感激もひとしお。
皆さん酒蔵のにおいをかいで「バナナのにおいがしますね」と口々に話します。静岡酵母を使った日本酒は発酵の過程でバナナの香りがすると聞いたからです。
タンクの中をのぞくと、白いもろみが沸々と泡を出して発酵している様子を確認できました。
副杜氏の青木さん「絞るのはもう少し先ですが、私たちが一生懸命お世話しておいしいお酒にしますので、楽しみにお待ちください」と前歯をのぞかせて微笑みます。

酒蔵のようす「静岡県産こだわりの純米大吟醸」は、おうちCO-OPは12月3週発売、店舗は12月17日発売です。どうぞ楽しみにお待ちください!

 

参加者組合員のコメント

組合員の感想1すっきりして飲みやすい。ぐいぐいいける。日本酒に慣れていない人でも飲めて、あとに残らないですね。(清水久代さん)

組合員の感想2蔵元がある風土と共に酵母が生きていて、この蔵でしか醸し出せない酒になっていくのだと感じました。
「日本酒はちょっと・・・」という方にぜひこの「静岡県産こだわりの純米大吟醸」を飲んで、日本酒に目覚めてほしいです。そして、静岡県西部地区の風土を感じてほしいと思いました。
「原料を超える技術は無いんですよ。良い酒米がないと、私達杜氏がどんなに頑張ったって良いお酒は出来ませんから」という副杜氏青木さんの言葉に、「花の舞」ファンになりました。(松浦弘美さん)