参加と交流のひろば 参加と交流レポート:商品・食育・産地体験

「コープで体験・学ぶ会」中村果実グループぶどう産地交流 開催日8/8

2013年8月 9日

コープグリーン・プログラムの桃・ぶどうの産地、山梨県笛吹市にある「中村果実グループ」とは40年以上もコープの産直として取り組みを続けています。

毎年夏に組合員との産地交流に取り組んでいますが、今年はユーコープ誕生後初の神奈川・静岡・山梨3県合同企画として行いました。参加者は3県で60人。大所帯です。

3県バスの待ち合わせ場所「金川の森」(一宮三坂IC隣)に到着すると、日焼けした笑顔で迎えてくれた生産者の中村善男さん。今が一番の農繁期のため、午前中は農作業をしていた中、私たちのために時間をとってくださいました。首にタオルをかけ額に汗がにじんでいます。中村さんの車に先導していただき、ぶどう畑に到着。

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立ち上がると頭がついてしまうほど低いぶどう棚からたわわに実った巨峰の下にブルーシートを広げ、自然の日除けで少し涼しさも感じました。

130808nakamurakajitsu01.JPGみんなでお弁当を食べながら、中村さんのお話を聞きます。

「今年は異常気象で、今まで45年桃を作ってきたけんど、こんなにひどいのは初めてだ。」というほど、桃の作柄は悪かったといいます。「今のところぶどうは影響はないだけんど、雨が来ると実が割れてしまうから、雨はほしくないんだよ。」

苦労されている中でも、今年も交流会を受け入れてくださったことに感謝!

そのあと、ぶどう収穫体験です。「巨峰はブルームという粉が自然についているので、触ると取れてしまうから触らないように・・!」「軸の上から3センチくらいで切ってください」と指導を受けながら、それぞれ甘そうな房を探します。

130808nakamurakajitsu02.JPG中村さんにも明るい話がありました。それは、息子さんの中村佳之介さんが後継者として就農したことです。息子さんは大学で農業を学び、農業試験場の経験の後、戻ってきました。「どこも後継者不足で悩んでいるから、うれしい」と中村さんは話します。

 

収穫体験の後は、選果場の見学です。

選果場では10人のパートさんたちが巨峰を350gにカットしてパック詰めしていました。

「本当は、ぶどうはカットしたくないけんど、そのままじゃ1房500gは超えてしまうので、利用しやすい規格にするために切って測ってパックしています」

大きな房になると、700gは超えるという。

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この日パック詰めしていた巨峰は、午後のトラック便に乗って、翌日の朝にはユーコープ店頭に並ぶということです。

「中村果実グループでは、当初から「土づくり」を大事にしています。有機肥料を使うのは大前提で、けれど有機肥料が強すぎてもよくない。これからも、組合員との交流企画の中で、組合員の声を聞いて桃ぶどうづくりに生かしたい」

優しく微笑む中村さんでした。

 

参加者からは、

「中村さんのぶどうづくりに対する情熱がよくわかりました。中村果実グループの桃・ぶどうを安心して利用できます」「3県合同企画で、他県の方々ともお弁当を一緒に食べて交流できたのでとてもよかった」など感想をいただきました。

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