コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

シリーズ食を考える連携講座 第6回(コープかながわ)

2009年11月20日

「海は誰のものでもなく、誰もが魚を取ることができる。だから釣りを楽しむこともできる。しかしその海の自由性は『先に獲ったもの勝ち』となり乱獲につながっていく。」と漁業の特徴を導入に、漁業資源、資源減少のメカニズム、資源の管理対策に話が進んだ。

会場の様子

会場の様子

『持続的水産資源保全の道 ~魚は食べ続けることができるのか~ 』

東京海洋大学 海洋科学部 海洋政策文化学科 教授  婁 小波(ロウ ショウハ)氏
日時:2009年11月20日(金)13:30~15:30
会場:SBI大学院大学
spacer2.5.gif(横浜メディア・ビジネスセンター6F)
講師:婁 小波(ロウ ショウハ) 氏
spacer2.5.gif東京海洋大学 海洋科学部 海洋政策文化学科 教授
参加人:45名
spacer2.5.gif(コープ組合員他37名、一般参加8名)



参加者の感想


「海は誰のものでもなく、誰もが魚を取ることができる。だから釣りを楽しむこともできる。しかしその海の自由性は『先に獲ったもの勝ち』となり乱獲につながっていく。」と漁業の特徴を導入に、漁業資源、資源減少のメカニズム、資源の管理対策に話が進んだ。
いつまでも魚が食べられるようにするための消費者の役割は「関心を持つこと」と講義を締め括られたが、海洋の変動、各国の政策等、大いに興味をそそられる講義でした。
(金森 よし子 さん)


  1. 世界の漁業資源の状態
  2. 資源減少にはどのような背景があるか
  3. どのような対策が行われ、今後何が必要か
この三点についてのお話でした。
乱獲による資源の減少、天然資源を対象とした漁船漁業の低下、200海里問題、日本食ブーム、安心、安全等、色々なことを考え合わせると、次にくるのは養殖業。これらの事を考えると資源の 自主的管理組織が重要に、私達消費者の役割が大切になってきます。限りある天然資源と養殖をうまく使い分けてかしこい消費者にならないと と思いました。
(内藤イツ さん)

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