コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

シリーズ食を考える連携講座 第5回(コープかながわ)

2009年10月29日

植物が食品や漢方薬に利用されていることは知っていましたが、植物の多さや今の科学をもっても遺伝子解明が難しく、医薬品の半数以上が現在も天然由来成分で作られていることを伺い驚きました。

会場の様子

会場の様子

『食べて健康 ―薬にもなる植物の話― 』

木原生物学研究所 教授 村中 俊哉 氏
日時:2009年10月29日(木)13:30~15:30
会場:SBI大学院大学
spacer2.5.gif(横浜メディア・ビジネスセンター6F)
講師:村中 俊哉 氏
spacer2.5.gif木原生物学研究所 教授
参加人:47名
spacer2.5.gif(コープ組合員他37名、一般参加10名)

 

参加者の感想


今回の講座で大変驚いたのは、半数以上の医薬品がいまだに天然由来であるということです。人間が生きていく上で植物との関係は本当に深いものだと感じました。植物は動くことができないので、生存するための戦略は本当にユニークです。光合成の他に様々なストレスに対抗するためや受粉するために種特異的な二次代謝産物を生産しているそうです。そうした植物組織を培養し利用するため研究されており、今まで不可能だったことが植物バイオテクノロジーを充分活用することにより可能になると改めて感じました。
(佐々木 史乃さん)


植物が食品や漢方薬に利用されていることは知っていましたが、植物の多さや今の科学をもっても遺伝子解明が難しく、医薬品の半数以上が現在も天然由来成分で作られていることを伺い驚きました。
甘草の根に持つ甘み成分グルチルリチンは砂糖の300倍の甘さにも関わらず低カロリーとのこと。砂糖の代替品として、またメタボ対策に一役買ってくれそうですね。
早く遺伝子が解明され、品質改良されるのは良いと思いますが、それが安全であってほしいとも思います。
(櫻井 日登美さん)

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