コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

[開催報告]2009年度 第1回 合同リスクコミュニケーション委員会(コープかながわ)

2009年7月29日

『食料廃棄について考える』をテーマに報告や活発な意見交換が行われました。

会場の様子

会場の様子

コープかながわ『2009年度 食と食料を考えるアクションプログラム』

第1回リスクコミュニケーション委員会が開催されました。
『食料廃棄について考える』

◆日時:2009年7月29(水)
◆場所:ユウホール
◆傍聴者数:総勢73名

7月29日、コープかながわリスクコミュニケーション委員会が開かれました。


『食品廃棄の現状と食育の必要性』
東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科  准教授・博士(農業経済学) 上岡 美保
 
食品廃棄の現状をわかりやすく説明していただきました。食品ロスが発生する背景をアンケートデータなどで提示していただきました。また、食品ロスはなぜ問題なのかということにも言及し、食品廃棄の現状をさまざまなデータで示していただきました。食品廃棄の問題は、食料自給率の問題と深くかかわっていること、国民一人一人の食育が重要になるということをお話しいただきました。


『日本の食品廃棄とコープの食物残さ再資源の取り組み』
ユーコープ事業連合 経営企画部  IMS推進課 唐戸 健一

 
コープかながわの事業活動で出た廃棄物のリサイクルの現状をわかりやすく説明していただき、コープかながわの食料残さのリサイクルが環境にも経営にも貢献することを説明していただきました。


~こんなやりとりがありました~

消費期限と賞味期限がゴチャゴチャになっているのでは、賞味期限切れで捨てる場合があると聞いた。子どもたちには家族の基礎教育として匂いや味で判断する事を教えてゆきたい。
賞味期限が先のものを買う事が多かったが、すぐ使うものは賞味期限が近いものを買っていくようにしようと思った。
コープかながわは問題意識とし、不揃いキュウリやわけありリンゴを知ってもらって進めたい。
食料廃棄物全体では家庭系が55.8%もあることに驚くとともに、消費者が食品を無駄なく消費することにより廃棄を減らすことができることを実感しました。
お店では、月間・週間・日々の朝礼と昼礼にて客数を出して発注に生かして、食品廃棄をださない取り組みをしている事を知りました。


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