コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

[開催報告]2009年度 第1回 合同リスクコミュニケーション委員会(コープかながわ)

2009年7月21日

7月21日、ユーコープ事業連合の3県合同のリスクコミュニケーション委員会が開かれました。

会場の様子

会場の様子

2009年度
第1回 ユーコープ事業連合3県合同リスクコミュニケーション委員会が開催されました。

『食糧・エネルギー・環境の問題は解決できるか」

―遺伝子組換え「植物科学」への期待―


◆日時:2009年7月21(火)
◆場所:岩崎学園 8F リバブルホール
◆傍聴者数:コープかながわ組合員41名、総勢100名

 
09年度は、『食の安全・安心』を全体テーマに3回のリスクコミュニケーション委員会が開かれます。 第1回は、組合員さんの関心も高い「遺伝子組換え」をテーマに、多くの傍聴参加のもと活発な意見交換が行われました。


横浜市立大学  木原生物学研究所 所長  駒嶺 穆 氏
 
人口の増加や地球温暖化による農業生産の低下により食料危機が起こることをデータで示し、バイオテクノロジーによる農業生産の向上について説明していただきました。「21世紀の半ばには人類は生存の危機にさらされる」と警鐘する危機の中の一つに『化石エネルギーの枯渇』があるが、代替としてバイオマスエネルギーが考えられる。そこにも植物の生産量を増加させる技術が必要。また、遺伝子組換えの技術や安全性について説明され、日本は、EUに対応するような機構を作るべきだという提案もいただきました。 生協でコミュニケーションをすることがとても大切とのご意見もいただきました。



~こんな質問や感想がありました~

 

今日の話で、安全だということがわかった。『安心』とまではいかないが・・・
遺伝子組換え植物で、他にメリットのあるものはあるのか?という質問には、組み換えてない大豆に比べ、組み換え大豆は安いというメリットがある。また、花粉症を緩和するお米など医療用の植物も開発されている・・・という回答がされました。
専門知識をどう得たらよいか?との質問にはホームページを見るのが一番いいとの回答がされました。


ページトップ