コープのとりくみ

食について考える 「食の安全・安心」

[開催報告]シリーズ食を考える連携講座 第1回(コープかながわ)

2009年6月16日

日本でも安全性審査済みのGMO食品は95品目もあるとか。単に不安がるだけでなく、18世紀から爆発的に増加している人口の事を考えても、もっとよくGMOを理解しなければ...  と思いました。

会場の様子

会場の様子

第1回 『植物科学』への期待
~食糧・エネルギー・環境問題は解決できるか~

 日時:2009年6月16日(火)13:30~16:00

会場:SBI大学院大学
(横浜メディア・ビジネスセンター6F)

講師駒嶺 穆(こまみね あつし)
横浜市立大学 木原生物学研究所 所長

参加人数:53名(コープ組合員他41名、一般参加12名)


 

参加者の感想

  • 何となく遺伝仕組み換え食物=GMOを不安に思っていましたが、その恩恵は非常に大きい事を理解しました。つまり殺虫剤・除草剤・肥料・殺菌剤・抗ウイルス剤等の使用が抑えられるとの事。その分、環境に優しい訳です。豆腐等は、non-GMOをよく目にしますが、油は不分別が多いので、避けているつもりでも何らかの形で摂取しているのですね。日本でも安全性審査済みのGMO食品は95品目もあるとか。単に不安がるだけでなく、18世紀から爆発的に増加している人口の事を考えても、もっとよくGMOを理解しなければ...  と思いました。(旗谷 利実子さん)

  • とても身近なお話で、すぐそこまで来ている危機であり温暖化は食料だけでなく人体に直接かかわってくることです。化学による環境悪化、人類生存の危機を救うのは植物バイオテクノロジーであること、また遺伝子組換えの安全性を知り、同時に日本の遅れを知りました。"遺伝子組み換えではありません"という表示は外し、栄養価の高い健康・安全でありながら環境問題に貢献しているという事を多くの方に知っていただくことが大切ではないかと思いました。
    資料がとても見やすかった。(田島 美智代さん)

  • 「植物化学」への期待 という駒嶺先生の講座を学生時代にタイムスリップしたような気持で受講しました。食糧危機は本当にくるのか? Yesだそうです。そしてこの危機を救うのが植物なのです。植物バイオテクノロジーが食糧危機を救い、特に組換え遺伝子技術は最有力な武器であるとのことでした。この説は私にとっては目からウロコでした。また食料自給率の低い日本は今こそAU(アジア連合)の創立に努力すべきだと説かれ、創立は可能ですかと伺うと、先生は力強く答えてくださいました。「Yes, we can!」と(麻生 良枝さん)



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