2011年11月28日
おにぎりってギュギュ~ッと握るもの?いえいえ、ごはんのおいしさを生かすなら、ふっくら、ふんわり作りましょう。
プロのおにぎりテクニックを画像もまじえてご紹介!みんなでチャレンジしてね。
「おいしい顔」をありがとう!みんなの写真はこちらから
みんなの「おいしい顔」、発表です!!
外側はほどよくしまり、中には適度に空気を含んだ“ふんわりおにぎり”。
作り方をさっそくマスターしちゃいましょ!
まず先生をご紹介します。
コープの指定産地米の卸会社のひとつ、(株)ミツハシの外山又久(とやままたひさ)さんです。
外山さんは、五ツ星お米マイスター(※)の資格をお持ちです。
※日本米穀小売商業組合連合会による認定資格
1.ごはんをバットやお盆に移してほぐし、軽く冷まします
ごはん粒同士が離れるようにほぐすのがコツ!ほぐしたら、にぎれる温度まで冷まします
でも、冷ましすぎると粘りがなくなってしまうのでご注意ください!
2.手に水をつけ、塩をひとつまみ手のひらに広げます
一口メモ:親指と人さし指、中指でつまむのが「ひとつまみ」です
3.ごはんを手のひらにのせます
ここでもごはん粒同士がくっついてダマにならないように、少しずつふんわりとね!
4. ごはんを丸く整えます
両方の手のひらで「おわん」の形をつくり、その中でごはんを転がしながら丸く整えます
※手のひらで握ってしまうと、ここでごはんが固まってしまうので気をつけて!
5.丸くしたごはんをだんだん三角に整えます
「下の手のひら」と「反対の手の人さし指・中指」でごはんにひとつ目の角と辺を作ります
できたら2つ目、3つ目も。次にごはんを裏返して、同じように3つの角と辺を作ります
最後に手に少し水をつけ、3つの辺をなぞり、整えます
ではここで、実際の外山さんのおにぎりづくりのテクニックを動画でご紹介します ※YouTubeをご覧になるには最新のFlashPlayerが必要となります。 <Repeat Time> 外山マイスターにふんわり仕上げるコツを伝授してもらいました!
特に意識せずにおにぎりを握ろうとすると、だいたいの人は自然とごはんを指の付け根に対して斜めにおいてしまうんですよ
けれどこの角度で握ると、無意識のうちに親指の付け根のふくらみ部分を使ってごはんを「ギュッ」と強く握ってしまいがちなんです
そこで、今度は意識して指の付け根の関節と「平行」においてみてください。最初はちょっと違和感があるかもしれませんね
でもこの角度で握るとね、たったこれだけのことなんですが、親指の付け根部分がおにぎりを圧迫しないんですよ。だから、おにぎりをふんわり握ることができるんです
へ~?と思った方、ぜひ試してみてください
上手にできたかな?
でもね、たとえ失敗しても、誰かが心を込めて握ってくれたおにぎりが、やっぱり一番おいしいんだよね!