2010年7月31日
7月31日、BSE対策と米国・カナダ産牛肉の取り扱いについて「公開シンポジウム」を実施しました。
公開シンポジウムのようす
1.開催の目的
「商品ガイド」(2010年度版)で改訂した「BSE対策と米国・カナダ産牛肉の取り扱い」について、学習会で最新の知見をお知らせするだけではなく、組合員の幅広い声を聞くために「公開シンポジウム」形式で意見交換会を実施しました。
2.開催日時 2010年7月31日(土) 13:00-16:00
3.開催場所 岩崎学園8階ホール
4.パネリスト
司会進行 |
佐藤 達夫 氏 |
食生活ジャーナリストの会 代表幹事 |
パネラー |
山本 茂貴 氏 |
国立医薬品食品衛生研究所 食品衛生管理部長 |
横田 栄一 氏 |
厚生労働省 医薬食品局食品安全部 BSE担当官 |
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ジェフ・ノーン 氏 |
米国大使館 首席農務官 |
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田草川 恒子 氏 |
元市民生協やまなし常務理事 |
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吉田 あけみ 氏 |
コープかながわ組合員 |
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安藤 弥生 |
ユーコープ事業連合 常務執行役員・品質保証本部長 |
5.参加者 87名(関係者含む)
議事次第 こちらもご覧ください
(1)開会のあいさつ
(2)パネリスト自己紹介
(3)報告:厚生労働省・横田栄一氏 「米国産牛肉の対日輸出プログラムについて」
(4)パネルディスカッション
(5)質問
参加者アンケートより
a.「いろいろな立場の方の意見が共有できたか」「米国・カナダ産牛への理解は深まったか」という問いに対し、9割の方から「共有(理解)できた」との回答を得ました。
b.「役に立った情報は何か」に対し、「全頭検査の実施が安全を担保しているものではないということが分かった」や「BSEに対する米国側の考えが理解できた」という点に多くの声が寄せられました。
c.「公開シンポジウムの運営」に対しては、「BSEに対して『科学的知見』に立った発言、一消費者の『何となくの感性』に立った発言など、双方の立場から発言があって良かった」「参加者から多くの質問を受け付けていてとても良かった」などの声が寄せられた一方、音響や時間進行に関する指摘も寄せられました。