コープのとりくみ

食について考える 「食と産地を知ろう」

組合員が特別栽培米の栽培状況や帳票を確認。JAいわて花巻と「産地確認会」を実施

2010年7月20日

ユーコープ事業連合とJAいわて花巻は、7月16日(金)~17日(土)にお米の栽培状況や農薬管理、帳票類などを生産者と消費者が共に点検・確認する「産地確認会」を実施致しました。

圃場にて生産者に質問をするコープ組合員

圃場にて生産者に質問をするコープ組合員

「産地確認会」は、コープの組合員がコープの産直農産物の産地を訪問し、通常はコープの職員が行っている生産状況や帳票類の点検・確認作業を自ら体験する取り組みです。普段口にしている農産物の信頼性を組合員自らが確認し、安心して商品を利用できること、また生産者は消費者である組合員と直接意見交換を行うことで意識を高め、生産現場の継続的な改善に取り組むことをめざし、2009年度から実施しています。今年度は、事前に「産直講座」(※)を受講したコープの組合員の中から7名がふらの農業協同組合へ(7/7~7/8)、JAいわて花巻へは8名が参加しました。


米の栽培記録や入荷・出荷などの帳票を確認したJAいわて花巻を訪問した組合員は、2日間にわたって特別栽培米ひとめぼれの生産者の圃場や作業所、農協のカントリーエレベーター(もみ保管設備)などをまわり、点検表を使用して農薬・化学肥料の保管状況や使用記録、米の品種や栽培方法の管理、入荷・出荷のしくみなどについて点検や確認を行い、気づいたことをまとめて生産者へ報告しました。この点検表は生産者とコープが共用することで、コープが生産者の日ごろの取り組みや努力を評価したり、相互に今後の課題を確認できる二者認証の仕組みになっています。

この続きはコープのオフィシャルブログ「とれたて商品こぼればなし 産地確認会inJAいわて花巻」でどうぞ



※「産地確認会」に参加するにはユーコープが事前に開催した「産直講座」の受講が必須で、6月には計75名の組合員が、農産物の品質管理に使用される「適正農業規範(GAP)」を用いた点検方法などを学習し、準備を進めました。産地確認会には、受講者の中から抽選で選ばれた組合員が参加しました。

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