コープのとりくみ

食について考える 「産地交流」

「コープで体験・学ぶ会」静岡うなぎ漁協の見学・交流を開催

2010年8月25日

8月24日(火)コープのグリーン・プログラム静岡産うなぎ長焼きの生産・加工元である静岡うなぎ漁業協同組合焼津加工所へ組合員とその家族7名で見学・交流を行いました。

ウナギを蒸したあと、たれをつけて焼きます

ウナギを蒸したあと、たれをつけて焼きます

あざやかな手つきでさばきます最初に加工場の見学。 各生産者の養殖池から持ち込まれたうなぎを次々とさばく熟練の職人さんの技術に一同驚きの眼差し。技術の習得には少なくとも3~4年はかかるそうです。 また、焼きの工程では漁協独自のこだわりで、強い圧力を加えるそうです。これは、余分な脂を落とすことにより臭みなども一緒に抜けるそうです。また、原料のうなぎの産地ごと特徴に合わせ焼きの加減加えているそうです。白焼きからタレつけ焼き、冷却まで約50分、殺菌から凍結まで約40分の工程です。
加工場では、衛生管理は徹底しており常に一般生菌数の検査では自社だけでなく外部からのクロスチェックも行われているそうです。

 

100824unagi03.jpg午後は生産者の養殖池を見学。
ちょうど、稚魚から約10ヶ月のうなぎがいました。約0.2グラムの稚魚を9ヶ月~1年半で約200グラムに育て出荷します。水温30度で育てるのですが、どうしても中には体力が弱るうなぎがいます。その場合は水温を上昇させ、強いうなぎだけが残る方法をとっています。ここではできるだけ薬を使用しないやり方を採用しています。
浸け場で24時間地下水につけます。成鰻は加工場へ出荷される前に静岡うなぎ漁協独自の方法として、「浸場(つけば)」といって水温17度の流水プールで24時間しめられます。大井川水系の地下水でしめられたうなぎはここでおいしく仕上がります。
参加された組合員の声です。
「思っていた以上に見学ができたと思います。実際に生きているうなぎから商品になるまでを見て、生産者の苦労が感じられました。美味しいうなぎの作業工程を近くで見れて本当に良かったです。」

 

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コープしずおか 組合員活動部

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