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[開催報告]くらしの見直し講演会 「火災保険・地震保険の入り方」

2012年9月12日

くらしの見直し講演会
第2回「火災保険・地震保険の入り方」

 講師 松本 一成 氏

講師 松本 一成 氏

「イザという時あわてない!火災保険・地震保険の入り方」

 

日 時:2012年9月1日(土)
会 場 : 新横浜ユウホール
講 師 : 松本 一成 氏(ARICEホールディングス株式会社 代表取締役)
参加者 : 29名

 

あまり知られていない地震保険の内容を中心に、住まいの保険についてのお話を伺いました。

講師の松本氏は、阪神淡路大震災と東日本大震災の両方を経験され、説得力のあるお話は

大好評でした。

 

0901くらしの見直し講演会 会場の様子

【くらし見直し講演会 会場の様子】

 

【先生のお話から】

★発生頻度の点から見ると、病気や自動車事故の方が大きいので、そちらの保険に関心が行きがち

ですが、 これらは人生において地震に比べれば、たいした損害ではありません。また、健康的な生活

をする、安全 運転をする…など、自ら防ぐ事もできます。

これに対して、大地震はすべてをなくす可能性が非常に高く、自ら防ぐ事もできません。これこそ保険

で カバーする必要があるのです。

★地震保険は、火災保険に入らないと入れません。これは預かった保険金を支払い準備金に回すた

め、そしてセットにすることで経費削減になるためです。

★「掛け金が高い」と思われているようですが、地震になると莫大な補償が必要になるので、ご理解

ください。また、国と損保会社が共同で運営している公共性の高い保険のため、補償内容・保険料・

損害の程度の判定基準は、どの保険会社も同じです。

★補償額が少ないようにも感じますが(補償限度額が火災保険の半分。建物5000万円・家財

1000万円が上限)、「失った財産を取り戻すもの」ではなく「生活を守り、持続させるもの」と考えれ

ば、大変ありがたいものです。地震に遭った時、保険に入っていないと何も補償が出ませんが、入って

いれば当座の生活費は賄える…その差は大きいです。

★火災保険での注意点は、隣の火事で自分の家が焼けても、補償してもらえないことです。自分の家

は自分で守りましょう。家財と建物は保険が別ものなので、今一度、わが家の保険の確認を。

 

【参加者の声】

・火災保険・地震保険に加入しておくことが、いかに重要か、よくわかった。

・保険の意義がよく伝わった。(考え方、地域の復旧のためにも…)

・地震保険は他の保険と違って、すべてを失った時の生活を守る補償ということで、大切である事が

わかった。

・保険の趣旨が理解できた。また、リスクについて優先順位を定め、どうリスク管理するかという視点

が大切である事がわかった。地震保険をやめるのを、やめました。

・政府と保険会社が共同運営している公共性の高い保険であることを、初めて知りました。

・ご自身の被災の経験が多いに説得力のある話になって、とても熱意ある講演だった。

 

 

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部(担当/関山) 
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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