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くらし見直し講演会 子どもに聞かせたい「はじめてのお金のハナシ」

2011年8月27日

【LPAかながわ共催】くらし見直し講演会報告
未来づくりの必修科目
子どもに聞かせたい「お金のハナシ」

講師 須原 光生 さん

講師 須原 光生 さん

くらし見直し講演会 夏休み親子企画
子どもに聞かせたい
「はじめてのお金のハナシ」

 

日 時:2011年7月30日(土)
会 場 : 新横浜ユウホール
講 師 : 須原 光生 さん(ファイナンシャルプランナー)
参加者 : 59名(子ども 26名)

 

当日は、小雨もようのあいにくの天候にもかかわらず、親子で約60名が集まりました。
須原講師は関西出身だけあって「まいど、おおきに!」、「もうかりまっかー!」と元気に始まりました。

 

講義のようす

 

カバンからおもむろに取り出したのは何と!本物の100万円の札束!…現代はキャッシュレスの時代で、給料も銀行振込が当たり前の世の中、
日頃、大金を見ない子ども達の目が点に…。

「お金持ちになりたい人は?」皆の手が挙がります。「ところで、お金持ちってどういう人?」「大きな家に住んでいる人?」
「お金を借りて大きな家に住むのはお金持ち?」…この問いに子どもたちは考えてしまいました。

次に、今までで買って(買ってもらって)後悔したものを挙げてもらったら、どの子も1つ2つありました。
中には「遊ばなくなったおもちゃを見て、親も後悔してるんじゃないのー?」と、冷めた意見も…。
講師から「一瞬の感情で手に入れて、すぐにいらなくなっちゃったら、ゴミ箱にお金を捨てたのと同じ事だよね。
本当に欲しいものかどうか時間をかけて、冷静によ~く考えることが大切だね。」と、お話。

そして、今一番ほしいものも聞いてみました。小学低学年でも、携帯電話が多く、次いでペットやゲーム類がベスト3でした。
「欲しいものがあったら、どうするの?親に「買ってー」と言ってもダメ なことも多いよね。…そういう時は、月々のお小遣いを使わないで
「貯める」という方法もあるよ。こうして貯めたお金で欲しいものを買うと、ものを大切にする気持ちも大きく育つんだ。
これは、大人になっても、とってもだいじな事だよ。」とのお話に、子どもたちはうなずいていました。

でも、子どもたちの中には月々に決まった額のお小遣いをもらっていない子も意外に多かったので、
保護者対象のアンケートで「これからは毎月、お小遣いを渡して、自分で管理する力を養いたい」という意見も寄せられました。

★「普段、お金について話し合う機会が少ないし、親が教えるよりも素直に受け入れてくれるので、とても良い企画だった」と大好評でした。

 

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部(担当/山田・関山) 
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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