横浜国立大学グローバルCOEプログラム
「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」シンポジウム
「オーロラ博士が見た地球温暖化」
-北極圏・オーロラ・地球温暖化-
主催:横浜国立大学グローバルCOE
「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」
協賛:コープかながわ、横浜国立大学生活協同組合
◆開催日:2009年9月8日(火)
◆開催場所:神奈川県民ホール
◆参加者:約300名
◆講師:米アラスカ大学名誉教授 赤祖父 俊一 氏
横浜国立大学大学院教授 伊藤 公紀 氏

オーロラ研究のパイオニアである赤祖父俊一氏によるオーロラや北極圏、氷河に関する貴重な話、伊藤公紀氏による太陽活動、地球温暖化問題の最近の動向の話を聞くことができました。オーロラは太陽から放出される太陽風により発生するプラズマ粒子と地球の磁場によって起きる現象であり、気象条件によって左右されるものではないそうです。太陽活動とオーロラの関係は深く、現在太陽活動は活発なのでオーロラの活動も大きいという話も。
会場には環境保全活動に関するパネルの展示や、北極圏で撮影されたオーロラの素晴らしい写真が展示されていました。学術的な話で少々むずかしかったのですが、専門家の話を聞くことができて大変有意義な時間を持つことができました。
横浜国立大学環境情報研究院
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TEL・FAX 045-339-4497 担当 茂岡まで
◆講師
米アラスカ大学名誉教授 赤祖父 俊一 氏

米アラスカ大学フェアバンクス校・名誉教授、前アラスカ大学国際北極圏研究センター長・創立者。オーロラ研究で世界的に著名、アメリカ地球物理学会ジョン・フレミング賞や日本学士院賞などを受賞。著書に『オーロラ -その謎と魅力』(岩波新書2002年)、『北極圏のサイエンス』(誠文堂新光社2006年)『正しく知る地球温暖化』(誠文堂新光社2008年)など。
横浜国立大学大学院教授 伊藤 公紀 氏

横浜国立大学工学研究院・教授。物理化学・環境計測科学が専門。電気化学会進歩賞などを受賞。著書に『地球温暖化 -埋まってきたジグソーパズル』(日本評論社2003年)、『生態環境リスクマネジメントの基礎』(共著、オーム社2007年)、『地球温暖化のウソとワナ』(共著、KKベストセラーズ2008年)など
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