2009年9月19日
さわやかな秋風の中、今回は大和市にある泉の森に行ってきました。
自然界の連鎖を学びました
◆日時:2009年9月19日(土)10時30分~15時
◆開催場所:大和市 泉の森
◆講 師:秋山 博 氏(大和市自然観察センター職員)
◆参加者:30名
引地川の水源地がある泉の森は、かながわナショナルトラスト緑地に指定され、神奈川県/大和市/財団法人みどりのまち・かながわ県民会議の三者によって保存が図られています。森林にはただ木をたくさん植えるだけではなく、生態系を保つために間伐が必要なこと。鳥たちが運んでくる種によってシュロやアオキが生えている林では、地面に日が当たらなくなるために、伐採することによって生態系ができてくることなど・・・森林の中を散策しながら目で確かめ、今回は観察センターでビデオや講師の方のわかり易い生物多様性の関係の話を聞き、自然と人間の調和のとれた世界を守ることの大切さを実感しました。この森は大雨が降った際には75,000トンの水を溜めることが出来るダムの役割も果たしているそうです。
野放図な開発や都市化の波、相続税対策による見切り売りなどから、貴重な自然環境や歴史的建造物などが破壊されるのを防ぐため、国民から広く寄付金を募って、その土地や建造物を買い取ったり、寄付を受けたり、あるいは保存契約を結んだりして、保存、管理、公開し、後世に残していこうというイギリスで生まれ大きく発達した市民運動です。