2012年3月10日
鎌倉腰越地区に広がる広町緑地で自然観察を行いました。数日間降り続いている冷たい雨のため、残念ながら少人数での開催となりました。
【みどりのがっこう】自然観察の様子
日 時:2012年3月10日(土)
場 所:鎌倉市 広町緑地(湘南モノレール西鎌倉駅集合・解散)
参加者:7名
講 師:家原 義春 さん (NPO法人 鎌倉広町の森市民協議会)
湘南モノレール西鎌倉駅から10分程住宅地を歩くと、広町緑地の御所谷入口に到着。緑地整備のボランティア活動をしている鎌倉広町の森市民協議会の家原さん、小坂さんにお話を伺いながら、午前中は谷戸を復元している御所谷を見学。手入れをされている水辺には、カエルの卵やオタマジャクシが見られ、初夏にはゲンジボタルやヘイケボタルが乱舞するそうです。
昼食時には協議会の倉庫を開放していただき、心も体も温まるひとときを過ごしました。天候が回復してきた午後は、散策路を歩きながら自然観察。希少な植物や峯山からの眺望を楽しみました。また緑地の復元・整備についてのお話しもしていただきました。 樹齢100年を超えるオオヤマザクラもあり、もう少し待つと満開の桜を楽しめそうです。
鎌倉広町の森 鎌倉の一角を形成する歴史的に貴重な丘陵地で、鎌倉市南西部腰越地区に残された総面積60ヘクタールに及ぶ全国有数の都市緑地です。1972年以来、宅地開発の危機にさらされてきましたが、約30年にわたる市民運動が実り、都市林として保全することになりました。 NPO法人鎌倉広町の森市民協議会の活動については、こちらから http://www.hiromachinomori.org/
(財)かながわトラストみどり財団がすすめているナショナル・トラスト運動とは・・・ 野放図な開発や都市化の波、相続税対策による見切り売りなどから、貴重な自然環境や歴史的建造物などが破壊されるのを防ぐため、国民から広く寄付金を募って、その土地や建造物を買い取ったり、寄付を受けたり、あるいは保存契約を結んだりして、保存、管理、公開し、後世に残していこうというイギリスで生まれ大きく発達した市民運動です。 |
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