2009年ヒロシマ子ども平和ツアー

新横浜駅での出発式。

まず、原爆ドームと爆心地を見学!
― 被爆の証言を聞きました ―

被爆者である久保浦 寛人さんの証言を聞き、
感じたことを手紙に記して親や友人らに送りました!
― グループごとに平和公園の碑めぐり ―

今年の子ども平和ツアーにも神奈川県原爆被災者の会・副会長の丸山 直治さんが同行してくださいました!
― 『似島少年少女の集い』に参加 ―
似島は広島港の沖合い約4kmにある美しい島。当時陸軍の検疫所があったため、原爆投下直後から被爆された方々が次々と運びこまれました(その数1万人とも言われています)。なお、同行の丸山さんは江田島で特攻隊の訓練中でしたが、投下直後に似島に派遣され、修羅場と化した現地で1週間ほど被災者の救護にあたりました。

後ろに見えるのが似島。

広島市内に戻ってから、グループごとに平和記念資料館を見学。

平和記念公園で行われた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)」に参列。
8時15分の原爆投下時刻には、他の参列者とともに被爆者に黙祷を捧げました。
― 「サダコと折り鶴の話」 ―

「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木 禎子さんの生涯について、
級友だった川野 登美子さんからお話いただきました。

新横浜に帰着後、解散!
(子ども平和ツアー事務局から...)
今年も暑いヒロシマを訪問し、平和への思いを新たにすることができました。ヒロシマ子ども平和ツアーに参加した子どもたちも、原爆ドームや広島平和記念資料館を訪れ、被爆の証言をじかに聞き、似島少年少女の集いに参加したことで、戦争の悲惨さ、平和の大切さを大いに肌身で感じ取ったことと思います。
2009年ヒロシマ・ナガサキ平和スタディツアー
毎年、組合員のみなさんからの貴重なカンパ等をもとに、広島と長崎に代表団を送り出しています。ヒロシマ子ども平和ツアーのほかに、ヒロシマ・ナガサキ平和スタディツアーとして、
●ヒロシマ平和スタディツアー ⇒ 2009年8月4日(火)~6日(木)
●ナガサキ平和スタディツアー ⇒ 2009年8月7日(金)~9日(日)
を実施しました。
◆ヒロシマ

広島平和記念資料館周辺で解説を聞く参加者。

「広島絵碑めぐり」 西応寺にある木村秀男さんの絵碑。
◆ナガサキ

2010年(平成22年)2月には、
「第4回核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」が開催される予定で、
コープかながわの参加者は、NPT再検討会議に向けた学習会に参加しました。

被爆者:渡辺すが子さんの証言を聞き、
「被爆者の話を伝えたい」という気持ちが沸き起こりました。

爆心地の地層を見学。原爆投下直後、
倒壊した家の瓦や家財道具が地層となって残っています。
お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部
TEL 045?471?5615 (月~土9時30分~17時)