NYだより-第10便-
(NPT再検討会議に代表派遣された組合員からの現地リポート)
組合員の皆さんからの平和のカンパにより、
私たちの代表として3名をNPT再検討会議に派遣しています。
平和に対する切実な思いをニューヨークより伝えていただきます。
ニューヨーク市立大学ラガーディア校 小講堂で証言
現地時間:2010年5月5日
場所:ニューヨーク市立大学ラガーディア校
今日は最終日、ニューヨーク市立大学ラガーディア校へ行ってきました。学生さんたちは、今日のことを家族や友人に教えてあげたいという意見が多かったのでうれしかった。
(木村朱里さん)
原爆展の会場での被爆証言
現地時間:2010年5月5日
場所:国連ロビー

今日12時からL班として最後の活動。原爆展の会場での被爆証言でした。関心のある人はちょっと紹介しただけで入ってきて聞いてくれるし関心のない人は、話しかけても素通り。それがたとえ、NPT再検討会議開催中の国連のロビーであっても、やっぱり反応は同じなんだなあ。まだまだやることはたくさんある、といやでも実感する2時間でした。
(組合員理事 木村美佳)
長崎の原爆投下で全身火傷を負い、奇跡的に救助されいまでの後遺症に苦しめられている谷口さんの姿を原爆展の会場で何度か目にしました。寡黙な方でしたが、姿そのものが全てを語っていると思いました。私たちは被爆者の皆さんが体験されてきた様々な苦しみを「厳しい目、温かい目」で見つめ、それを多くの人達と共有しなければならないと国連会場で強く感じました。今日でM班の活動は終了しました。皆さまから寄せられた力強い支援のおかげで与えられた役目を何とか果たすことができました。心から感謝いたします。
(橋本隆夫さん)
今回NYでの行動をともにした被団協の仲伏さんから教えていただいた「ねがい」という曲を紹介します。「ねがい」は9.11のテロ攻撃に衝撃を受けた広島のとある中学校の生徒たちが「本当の平和とは何か」を追求して生まれたものだそうです。
(1)もしもこの頭上に落とされたものが ミサイルではなく本やノートであったなら 無知や偏見から解き放たれて 君は戦うことをやめるだろう
(2)もしもこの地上に響きあうものが 爆音ではなく歌の調べであったなら 恐怖や憎しみにとらわれないで 人は自由の歌を歌うだろう
(3)もしもこの足元に植えられたものが 地雷ではなく小麦の種であったなら 飢えや争いに苦しまないで 共に分かち合って暮らすだろう
(4)もしも願いはひとつだけ叶うならば 戦争棄てて世界に愛と平和を この願い叶うまで私たちは 歩み続けることを止めないだろう
-という歌です。
今日でNYの活動は終わりました。NPT再検討会議の成功を祈願し、報告を終わらせていただきます。
(事務局 廣田)
eふれんず、トマトカフェにも「NPT・かながわチーム」という名前で記事を投稿しています。
みなさんのeふれんずにログインした後の画面で
「トマトカフェ」→「メンバーの検索」→「NPT」と入れていただいて→
「検索」
で出てきます。ぜひのぞいてコメントください!!
神奈川県生協連のホームページからも
NPT代表派遣の現地リポートをご覧いただけます。
お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)