社会・環境報告書2019 | 生活協同組合ユーコープ
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 土作りに力を入れ、環境に配慮して栽培しています。10月に収穫後、北海道の寒さを利用した独自の貯蔵法ででんぷんを糖化させているので、年が明けると芋に甘みが増します。 日本の養殖銀鮭の9割を生産する宮城県で、薬を使わずに育てた銀鮭を、東日本大震災からの復興をすすめる石巻市の工場で加工しています。 休耕地の買い取りや開墾によりみかん園を広げ、大規模で効率的な栽培を行っています。農薬の使用を抑え、工夫を重ねて「うまい」みかんを生産しています。 毎年組合員から生産者に寄せられる約200通のメッセージをおうちCO-OP職員が生産者に直接お届けしています。また、収穫体験研修に参加し、生産から収穫、流通までを学んでいます。25〈宮城県〉グリーン・プログラム 宮城県産 活〆銀鮭〈熊本県・福岡県〉グリーン・プログラム シトラス21のみかん南北に長〜い日本だから。適地適作事例① 味・品質の優れた産地とつながりを深めることは、国内の農畜水産業の応援にもつながります。組合員と生産者の交流も活発です。〈北海道〉グリーン・プログラム 加納農場のじゃがいも 北海こがね食への取り組み3.適地適作、地産地消で手をつなぐ ユーコープは組合員の声に応え、国内産や地元産商品の取り扱いを増やしています。また各産地の生産者とユーコープの組合員・職員の交流を継続的に行い、お互いの信頼関係を深めることで安心の和を広げています。

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