社会・環境報告書2019 | 生活協同組合ユーコープ
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冷蔵庫内温度が適正かどうかもチェック微生物検査体験手洗い実験聞き取り調査も行っています放射能測定実験23 ユーコープの店舗で商品を製造する施設(総菜・鮮魚・精肉・ベーカリー)の衛生状況を確認するため、冷蔵庫の取手、包丁の柄、まな板、シンクレバーなど、作業中によく触る箇所を対象に、直径3cmの小さな寒天培地を使って、微生物の存在を検査しています。2018年度は年2回、合計309施設の検査を実施しました。 多くの方にユーコープの食の安全・安心の取り組みを知ってもらい安心して商品を利用していただくこと、子どもたちにも食の安全に関心をもってもらうことを目的に、商品検査センターの施設・機器を使用した、体験企画を実施しています。2013年から開始し、これまでに延べ270名以上の親子が参加しました。 2011年度より全国の生協と協力し、家庭の食事からの「放射性物質の摂取量調査」を実施しています。2018年度もユーコープの組合員10世帯を含む全国18都県232世帯のご家庭から届いた普段の食事を検査した結果、放射性セシウムはすべてのサンプルで不検出となりました。 この調査は「実際の食事からどのくらい放射性物質を摂取しているのか分からない」という組合員の不安の声を受け、調査結果や関連情報を広く組合員や消費者に分かりやすく提供していくことで、現状を正しく理解してもらうことを目的としています。事例③店舗の衛生管理もしっかりチェック事例④夏休み親子実験教室「実感・体感 食の安全探検隊!」事例⑤家庭の食事からの放射性物質摂取量調査食への取り組み

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