社会・環境報告書2019 | 生活協同組合ユーコープ
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2 私たち、ユーコープは、経営理念として、「人―社会―自然の調和ある平和な社会の実現に貢献する」を掲げ、2020年になっていたい姿として、「人と人をつなぎ、生きるを支える」をビジョンとしています。 私たちは、これまで、「食の安全・安心」を中心とした購買事業、「助け合い」の心での「共済事業」「福祉事業」を通じて、組合員の暮らしに貢献することに努力をし、それなりの社会的評価をいただいてきました。 しかし、今日、世界を見ても、日本を見ても、足元の地域社会を見ても、地球環境問題・格差と貧困の問題・「孤立化・孤独化」の問題などが山積みです。特にその矛盾は社会的弱者に集中的に表れています。 私たちは、これまで積み上げてきた努力に加えて、「だれもが幸せに暮らせる地域社会づくりへの参加」を実現する中で、新しい大きな役割を果たしていきたいと思っています。 SDGsでは「だれ一人取り残さない」をスローガンに掲げています。私たちは、地域社会のなかで、「フードバンク」や「地域見守り活動」・「交通安全教室」・「防災や減災の取り組み」・「居場所づくり」などを地域のみなさんと一緒になって取り組むことで、「だれもが幸せに暮らせる地域社会づくり」に貢献していきます。また、ユニセフへの協力や、「ヒバクシャのみなさん」と一緒になった「核兵器をなくす」取り組みを通じてSDGsの17のゴールの実現に努力をしてまいります。生活協同組合ユーコープ代表理事理事長  當具 伸一ごあいさつ

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