社会・環境報告書2019 | 生活協同組合ユーコープ
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職員の声 佐野センター長 開設から1年半で仕事に必要なスキルや体力・精神力を一人ひとりが身につけた結果、パート職員としてユーコープの一員となりました。時間内にきれいに分別されたリサイクル資源を見るたびに、障がいのあるスタッフ無しにリサイクルセンターは成り立たないと実感しています。同愛会の支援員が障がいの程度に応じた作業を創出チラシ・雑誌の分別体験では分別の大切さを痛感17自前のリサイクルセンターを持つ意義事例①地域の障がい者の働く場に 分別作業などを障がい者の方々に担っていただくことで、働く場の創出、社会参加の促進を図り、地域社会に貢献します。資源回収を効率化し、環境負荷を低減 事業を通じて組合員に提供した牛乳パックや発泡トレーなどのほか、宅配のカタログや梱包材などのリサイクルをするため、組合員に資源回収を呼びかけています。これらをリサイクルによって資源に変え、廃棄物の排出量を削減します。職員・組合員のリサイクル意識・資源回収量の向上に一役 職員や組合員の見学会を積極的に受け入れ、事業所や家庭でのリサイクル意識の向上に寄与しています。2018年度482名が見学に訪れました。おうちCO-OPリサイクルセンター概要■名  称 生活協同組合ユーコープおうちCO-OPリサイクルセンター■所在地 神奈川県大和市中央林間西 6-7-1■営業日時 月曜日〜金曜日9:00〜17:30(機器の稼働時間17:00まで)事例②障がい者9人をユーコープのパート職員として採用環境に配慮した取り組み2.リサイクルと障がい者雇用  2つの課題の解決をめざして おうちCO-OPリサイクルセンターは、宅配のカタログやダンボール、組合員から回収した牛乳パックなどを分別・圧縮する一次加工施設です。圧縮された資源物はリサイクル業者を経てさまざまな再生品となります。資源物の分別作業には社会福祉法人「同愛会」の利用者(障がい者)にも携わっていただき、資源物の価値を高めることと、障がい者が活躍することの双方の実現をめざす施設です。

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