社会・環境報告書2019 | 生活協同組合ユーコープ
16/28

フードバンクかながわに寄贈フードバンクふじのくにに寄贈甲府市や甲斐市社会福祉協議会に寄贈ちづか店(山梨県甲府市)での取り組み16フードバンクへの寄贈事例① 物流センターで作業中に生じたパッケージのキズ・へこみ品や余剰品、宅配センターの直前キャンセル品や店舗の破袋・陳列限界を超えたお米(精米・玄米)を神奈川県では「公益社団法人フードバンクかながわ」、静岡県では「特定非営利活動法人フードバンクふじのくに」、山梨県では行政・団体を通して寄贈を行っています。フードドライブの取り組み事例② 店舗にお持ちいただいた家庭で眠っている食品をフードバンクに集め、フードバンクから行政や社会福祉協議会・支援団体を通じて食べ物を必要としている方々にお渡しするフードドライブの取り組みをすすめています。2018年度8月と1月に実施したフードドライブでは、81店舗から寄せられた4,490.8㎏の食品をフードバンク等に寄贈しました。店舗の“食品残さ”のリサイクルをすすめています事例③ 店舗から出る葉くずや売れ残ってしまった廃棄商品などの「生ごみ」、総菜の揚げ物の製造に使い終わった「廃食油」などの“食品残さ”を食品リサイクル法に基づき「再資源化」をすすめています。「生ごみ」は農作物の肥料や家畜・養殖魚のエサに、「廃食油」は生成処理されおうちCO-OPのトラックの燃料や化学合成品の原料などに再資源化することにより、ユーコープの“食品残さ”の再生利用率は87.5%(2018年度)と食品小売業の目標数値55%を上回って推移しています。1.食品ロスを減らす取り組み 日本ではまだ食べられるのに廃棄されている食品が年間で推計600万トン以上になります。ユーコープでは食品ロスを減らす一環として、フードバンク活動への寄贈や、家庭に眠っている食品を寄贈するフードドライブの取り組みをすすめています。また、店舗で出る食品残さ等の食品廃棄物のリサイクルも行っています。

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る