社会・環境報告書2019 | 生活協同組合ユーコープ
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ヒロシマを見て、子どもたちで話し合いました14社会に配慮した取り組み 「特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド」と協力して、家庭に眠っているハガキや切手などの資源を回収し、飢餓に苦しむ人々や平和に関わる活動、東日本大震災の復興支援に活用しています。2018年度は協力件数9,659件、1,756万4,382円の寄付が寄せられました。 2014年から2018年の5年計画で、アジアの中で児童労働の割合が高い国の一つであるネパールへの支援をすすめてきました。5年間で5,879万3,761円の募金額となり、ネパールの主に6県7自治体での児童労働対策に活用されました。 2016年に平均年齢80歳を超えたヒロシマ・ナガサキの被爆者の皆さんが始めた署名運動。ユーコープではこの呼びかけに賛同し、核兵器のない世界を求める声を1筆でも多く国連に届けるため、これまでに19万4,066名の署名をお預かりしました。 毎年8月に組合員や子どもたちが広島県と長崎県を訪れ、被爆の実相を知ることで、平和への願いを新たにしています。※神奈川・静岡・山梨の各県で取り組んでいますが、名称などはそれぞれ異なります世界の子どもたちの笑顔と学校に行くきっかけに…みるくぼきん事例① 世界の子どもたちの支援を目的に、「CO・OP」マークの牛乳の利用本数に応じて、ユニセフと国連WFPに寄付しています。2008年から取り組みを開始し、2018年度は545万7,765円を寄付しました。事例②書き損じはがきが飢餓に苦しむ人々の自立支援に…ハンガー・フリー・ワールドペットボトルキャップが子どもの成長を助ける…世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)事例③ 組合員から回収したペットボトルキャップの売却益を「認定NPO法人 世界の子どもたちにワクチンを 日本委員会(JCV)」に2016年から寄付をしています。2018年度は経口ポリオワクチン17,320本分のペットボトルキャップが集まりました。事例④児童労働撲滅ネパールの子どもたちに希望を…ユニセフ指定募金被爆者の皆さんの「核兵器のない世界を実現したい」という切望に寄り添って…「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」事例⑤事例⑥見て、聞いて、学ぶ。戦争の事…ヒロシマ・ナガサキ平和の旅※4. 誰もが平和に、健康に、笑顔で暮らせるように 昭和から平成、令和へと時代が変わっても、平和への願いはユーコープの理念として引き継がれています。地球上のすべての子どもたちが健やかに成長する社会の実現が私たちの願いです。組合員の募金や商品の利用による寄付に加え、組合員が大切にしてきた平和への思いや願いを次の世代に伝え、広げる取り組みをすすめています。

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