第2回 食品安全を伝えるコミュニケーション会議
●開催日時:2009年7月11日(土)
10:15〜13:15( コープ会館9階会議室 )
●参加者(敬称略)
主 催 者 |
當具 かほり |
常務理事・総合企画本部長 |
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安藤 弥生 |
常務執行役員・品質保証本部長 |
外部有識者 |
佐藤 達夫 |
食生活ジャーナリストの会 代表幹事 |
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河上 多恵子 |
(有)暮らしインスティチュート 代表取締役 |
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日野 佳恵子 |
(株)ハー・ストーリィ 代表取締役 |
報告・助言者 |
齊藤 真澄 |
日本生協連 渉外広報本部 広報部長 |
メンバー |
コープかながわ理事(4名)、コープしずおか(4名)
市民生協やまなし理事(3名)、うらがCO-OP理事(2名)
ユーコープ・会員生協役職員(14名 事務局含む) |
主催者挨拶
常務理事 総合企画本部長 當具 かほり
6月は会員生協の総代会、ユーコープの総会がありました。以前は紙で大量の情報をお出ししていましたが今回はプロジェクターを使い説明を行いました。新しく総代になった方にもわかりやすいという評価をいただいています。これからもコミュニケーションの工夫を行いコープが取り組んでいる内容が理解されるようにしたいと思っています。みなさんの忌憚ないご意見をいただきたいと思います。

1.この間のコープの発行物についてのご意見
- 見やすく読みやすくなっているが、誰もが共有できる言葉を使った方が良い。
- 「強化しました」「徹底しました」何度も同じ言葉を使わないほうが良い。
- 「原材料の安全確認を行いました」と、言葉の説明ではなくどこまで何をやっているのかが伝わる内容に。
2.外部有識者からの報告
コープとして“だれ”に“なに”を“どう”伝えるべきか
佐藤 達夫氏(食生活ジャーナリストの会代表幹事)
(1)前回学んだこと
- 生協は「あるべき姿」や「内容の吟味」については得意
「経営戦略」や「表現方法」については不得意?
- 生協は「正しいことをしていれば信頼は得られる」と考えているように見受けられるが、ことはそれほど単純ではない
- キーワードは「信頼」
(2)ユーコープは原点に戻る
- 原点に戻るということは昭和の時代の運動方針に戻るということではない
生協でなければできないことは何か、もう一度考えること
- 表現方法はまだまだ工夫が必要 すべてのモノは「両面」の情報を伝える
(3)生協にしかできないこと
- 生協の強みは「双方向性」と「直接伝達性」
- 「危機管理」が他の企業と同じでいいのか? たとえば「商品の回収」
- 生協は「株主のモノ」じゃなく「自分たちのモノ」
組合員たちに「お金ではない他の物」で利益還元することが「信頼」につながるのではないか
【質疑応答・意見交換】
- 一人が一日に接触する情報量は10年前に比べて600倍。逆にいうとひとつのメディアは600分の1しか届かない。どんな商品宣伝よりも、第三者が使い手の立場で伝えた方が効果がある。売り手側の情報と消費者が動かされる感情の動く情報とは別である。
- 生活者目線とは、バターロールが変わったことではなく、変わったことにより添え物や食べ方も変えたほうがいいのかを知りたい、とうこと。生協は単品訴求なので、組み合わせを提案するメーカーに負けている。
- 配達の時、直接組合員と情報交換ができることは、生協としての強みだと思う。
- 生協は組合員の信頼だけではなく、組合員の誇りも失った。ギョーザ事故では熱心に活動をしてきた組合員が一番ショックだったと思う。
- 自分の言ったことで変わったという実感を持てた時、信頼に通じるのではないか。
3.内外コミュニケーションのすすめ方、組合員の声を聴く取り組みの現状と今後の方向性について
広報・CSR推進室より報告
【質疑応答・意見交換】
- 生協らしさとは、双方向性や顔が見える、組合員が主役。人と人とのコミュニケーションを魅力的に演出する。主婦を啓発する先駆者にコープはなってほしい。
- ギョーザ事故が起きた時、生協は餃子商品から遠ざかってしまった。そういう時こそ新しい餃子商品を開発して、おいしい餃子をみなさんに試食してもらい、その時に事故の説明してもらえれば、納得もして、その話題も消えるのではないか。
- おうちCO-OP広め隊ということで、外へ出て行っています。安全・安心だけではなく、子育て支援をしていること、フェアトレードバナナやみるくぼきんなどの活動が評価されてきていると感じている。
4.閉会あいさつ
常務執行役員 品質保証本部長 安藤 弥生
本日は、言葉の定義を精密に行うことや、発信の難しさを実感しました。原材料のこだわりや製造管理をしっかり行っている点を、お取引先や日本生協連にこれまで以上に協力していただききちんと伝えていきます。「組合員を主役に」は、事業の中で具現化し、リスクコミュニケーションについても、売場や紙面、商品で伝えることが優先課題と思っています。
本日は率直なご意見をありがとうございました。