機関誌mio 2018年12月号
10/16

子どもたちが楽しく料理に挑戦!活動継続のコツはゆる〜く楽しむことュニティ&コミュニケーシcomucomu×キッチンミコョン     「私もやりたい!」「これ、つぶしていいの?」。子どもたちは喜々とした表情で、料理に夢中になっています。この日は、ユーコープふれんず「やまなみの会」による年1回の恒例「夏休み親子クッキング」の日。小学生を中心に親子18名が参加しました。地域柄、参加者の皆さんはなんとなく顔見知りで、堅苦しさはなく、子どもたちもすぐに打ち解けています。料理は三色ピラフと豚しゃぶサラダ、アイスクリームの3品。レシピは、やまなみの会の笠井さん考案です。豚しゃぶサラダに使う茶美豚について、「茶美豚はお茶の成分カテキンをエサに加えていて、臭みが少ないんですよ」と笠井さんが説明すると、「へぇ〜」と驚きの声が上がります。「豚肉はゆでる温度が高いとかたくなるので、80℃くらいでゆでるといいですよ」という話にも、「うんうん」とうなずきながら聞き入っていました。親子で協力しながら1時間ほどで料理を完成させると、お待ちかねの試食タイムです。子どもたちは「いいにおい〜」「これ、おいしい!」と言いながら、大きな口で料理をほおばり、満面の笑み。大人たちも「お肉がやわらかチャーミーポークくておいしいね」「簡単だったから家でも作ってみます」と楽しそうに感想を言いあっていました。やまなみの会の活動歴は20年以上。夏休みや冬休みにあわせて開催する親子クッキング企画も恒例になっています。近隣にユーコープの店舗がないので、「イベントで〝こんなコープ商品もあるんだ〟と知ってもらうきっかけになれば」と笠井さん。毎回、親子で簡単に作れるレシピを用意しているそうです。親子クッキング企画以外にも月に1回ほどメンバー7名で集まって、料理や手芸を楽しんでいます。活動当初からメンバーの入れ替わりはほぼなく、30〜40代で活動を始めた皆さんも50〜60代に。笠井さんは「子どもが幼稚園や小学校のときから始めたけど、もう孫たちがその年齢だよね」と懐かしそうに振り返ります。代表の渡辺さんが「みんな人がいいから、会うのが楽しみで続いてるんだよね」というと、「おしゃべりメインにね」「ゆる〜く楽しんでるよね」と口々に話すメンバーの皆さん。「最近は手芸だと針を糸に通すだけで1時間くらいたっちゃうこともあるけどね」と笠井さんユーコープふれんずの皆さんが楽しく開催している料理教室とおいしいレシピをご紹介します。開催日December 201810※1 身延町・市川三郷町の一部。※2 ユーコープふれんず:好きなテーマで組合員が3人以上集まってユーコープに登録すると、試食代などの支援を受けることができる制度です。2018年8月18日(土)会 場身延町 久那土出張所(山梨県身延町)「肉は調理の少し前に冷蔵庫から出しておいてくださいね」と説明する「やまなみの会」の笠井さん(右奥)。代表の渡辺さん(左奥)をはじめ、メンバーも子どもたちをサポート「どれくらい入れるのかな?」「全部入れていいんだって」と息もバッチリの小学生チーム清流や美しい山々に囲まれた自然豊かな山梨県の下部・六郷地域※1。この地で20年以上活動しているユーコープふれんず※2「やまなみの会」では年に1回、親子で参加できるクッキングイベントを開催しています。気軽にできる簡単レシピ!地域のみんなで和気あいあい「夏休み親子クッキング」

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る