機関誌mio2018年10月号
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I※米 3 LOVE CO・OP!ってご存じでしたか。人生の節目などにもち米を使ってお赤飯を炊くのは、古くからの日本の風習です。 この秋、ユーコープセレクションに、「特別栽培た。もち米自体がとても白く、モチモチの食感で粘りがあるのが特長です。このもち米でついたお餅はのびがよく、食感はとてもなめらか。お赤飯やおこわなどにもおすすめです。 岩手県は全国でも有数のもち米生産県。なかでも、JAで日本一の生産量を誇っている 11月23日の勤労感謝の日は「お赤飯の日」岩手ヒメノモチもち米」が仲間入りしまし銘柄が、JAいわて中央の作るヒメノモチです。「もち米の栽培はうるち米と比べて大変気をつかいます。もち米の稲は倒れやすく、収穫のタイミングが遅くなると米が割れやすくなるなど繊細な面もあります。でも、農薬を減らして良いものを届けたいという思いで作っています」と話すのは、もち米生産部会長の滝浦新悦さん。もち米とうるち米を近くで栽培すると受粉して混ざってしまいます。品質の良いもち米を作るために、もち米の田んぼを地域で集合させて、保管には専用倉庫を使用するなど、うるち米の混入を避けています。 さらに、このもち米は、岩手県の一般的な栽培と比べて節減対象農薬と化学肥料の使用量を半分以下に抑え、自然環境を守り、安全性に配慮した特別栽培米です。農薬の使用を抑えるので天候によっては病害虫が出やすくなり、真夏の草刈り作業の負担も増えます。また、5年に一度ほど、冷水害による不作の年もあり、苦労は多いのですが、心を込めて育てしんえつています。「特別栽培米であることに意味があると思っています。この取り組みを消費者の方にお話ししたところ、応援していただける方が増えました」と滝浦さん。 そんな滝浦さんは、新米を収穫するとまずはお餅にして家族で味わうそうです。「ほかにも岩手では甘納豆入りの赤飯を食べるんですよ」。日々苦労しながらも、良いもち米を生産しようという生産者の方々に思いをはせながら、おいしいヒメノモチを味わってください。□原料・製法にこだわっています。 □組合員が参加♥育てています。 □おいしさを追求しました。 □ユーコープ生まれです。JAいわて中央 滝浦新悦さん※うるち米:ご飯として食べられているお米。もち米とは、でんぷんの成分が違います。November 2018カロリー(1人分)447kcal塩分0.0g※紅しょうが・ごま塩は含まず。…………………………………………100g………………………4合……………………………………各40mℓ………………………………………50g…………お好みで特別栽培米岩手ヒメノモチ もち米1kg 本体529円(参考税込571円)宅11月3週、12月1週店大・中・小(10月31日〜)※店舗・宅配ともに年末のみ5kg規格も取り扱います。ユーコープセレクションは“ココロがよろこぶ”こんな商品ですゆで、火を止めて冷ます。②もち米は洗っておく。③ ①と酒・水を合わせ、②のもち米をつけて2〜3時間おく。④③をざるに上げて水切りし、さらしに包み、蒸し器に入れて強火で約10分蒸す。⑤米が透明になったら、さらしの上から水(分量外)をかけ流し、さらに約15分蒸す。⑥蒸し器から出し、上下をひっくり返して蒸らす。⑦甘納豆を混ぜ、器に盛り付けてごま塩をふり、紅しょうがを添える。赤飯(岩手風)材料(6人分)小豆岩手ヒメノモチ もち米酒・水甘納豆紅しょうがの薄切り・ごま塩作り方①小豆を鍋に入れ、かぶるくらいの水でかためにつきたてのお餅は白くなめらか。お赤飯やおこわにも好きQ特別栽培米岩手ヒメノモチ もち米

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