機関誌mio 2018年3月号 | 生活協同組合ユーコープ
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第46回福島の復興支援ってどんなことしているの?福島県の浜通りを走る一台のバス。ユーコープから福島を訪れた組合員の皆さんです。横須賀さんのほか、職員の大石さんもいます。大石 横須賀 大石 一行は、浜通りを中心に今も残る被災地の爪あとを見ました。たんですね!ありがとうございます。たから、この福島訪問バスツアーや組合員ボランティアがあるのは知っていたけど、今回やっと参加できてよかった!勉強させてもらうね。このバスツアーは、コープふくしまの職員や組合員理事の方が同行してくださるので、勉強になりますよ。横須賀さんも参加してくださっ私、「ぷらすmio」を読んでい横須賀 大石 横須賀 大石 横須賀 大石 横須賀 大石 来て・見て・事実を知って、考えて。横須賀 大石 浪江駅には電車が来るようになったけど、住宅地ではあまり人を見かけないわね?避難指示の解除が進んで、少しずつ戻ってきてはいます。あそこのコンビニや町役場にも人がいますよ。ここ、浪江町に住んでいた人たちは今どこにいるの?コープふくしまの方の話では、全国に移り住んでいるそうです。福島県内の避難が一番多いですけれど。県内で避難生活?はい。復興公営住宅や仮設住宅で暮らす方もいます。ここから70 km以上離れた福島市に、浪江町の方々が暮らす仮設住宅があります。同じ県内でも自宅からは遠いし、7年は長いよね。ユーコープの組合員ボランティアは、その仮設住宅で暮らす方々の交流に参加しているんですよ。ほかにも、地域の銘菓などもお送りしています。今回とても勉強になったわ。やはり福島に来ないと分からないことがあるなと思ったわ。でしょう?全国の生協からも毎月訪問があるそうですよ!横須賀 大石 横須賀 大石 横須賀 大石 復興支援とは何でしょう。福島を訪れることも支援のひとつだし、商品を利用したり福島の人たちに心を寄せたり、誰かに伝えたりといった小さなアクションもそうかも。横須賀さんは福島の青い空を見上げるのでした。そうでしょうね。ユーコープからはどのくらいの人が来ているの?ええ、このツアーは年5回開催して、のべ100人を超える方が参加しています。「ふれあいサロン※」も年8回ボランティアが訪問しているんですよ。ほかの参加者も私と一緒で初めての人が多いみたい。「ずっと気になっていたから来れてよかった」とか、「福島県産品を買って支えたいね」って話していたの。なかなか個人で福島には来られないですからね。そしてここではコープふくしまの方から生の声も聞けますから、続けてきてよかったです。…横須賀さんと仲良しの甲斐さんも一緒に来られるとよかったですね。甲斐さんはもうすぐ2人目の出産予定日だから、当分は動けないと思うわ。残念だけどね。じゃあ甲斐さんの分もしっかり見て知って、伝えてくださいね!※ふれあいサロン:福島の応急仮設住宅などで開催されている交流の場。コープふくしまを通じてユーコープの組合員ボランティアが参加しています。9ユーコープ職員。福島の「ふれあいサロン」でほうとうを作りました。いつか甲斐さんにも来てほしいな。山梨県出身20代子育て中のママ。もうすぐ2人目の予定日。今回私の出番がないの? どういうこと〜?神奈川県在住30代の働くママ。長男がこの春小学校を卒業。春休みは入学準備で忙しくなりそう。イラスト/松元 まり子March 2018

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