機関誌mio 2018年3月号 ｜ 生活協同組合ユーコープ

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組合員から「おいしかった」の声が続々と届く「コープの産地指定はぐくみ鶏」。開発したとき、一番大切にしたのは、組合員の声に応えることでした。組合員アンケートで出された「脂肪が少なく健康的な肉色で、安全・安心、出どころ確かな鶏肉を」という願いに応え、価格を抑えつつ最高に良い鶏肉を作ることをめざしました。発売から20年になる今も、職員が飼料用米の田植えや稲刈りに参加したり、生産者がユーコープのお店でおいしさを伝えたりするなど、産地との交流を深めています。２０１７年は発売から20周年の節目でしたが、はぐくみ鶏にとって苦難の年でもありました。２月に主要な産地の佐賀県で発生した鳥インフルエンザのため、はぐくみ鶏の生産がストップ。親鶏もダメージを被ったため、完全復活まではぐくみ鶏の生産者を応援するためにユーコープでは1カ月間、緊急募金を行いました。その結果集まった募金は、なんと８７７万円余り。応援メッセージとともに29軒の生産者にお渡ししました。生産者の皆さんからも「心温まる対応に感謝します」とのメッセージが届きました。産地とともに歩んで20年。愛されお肉、はぐくみ鶏早期復活を願って募金活動。生産者から「ありがとう」のメッセージ●感染予防ワクチン以外は抗生物質・合成抗菌剤を与えずに大切に育てた特別飼育鶏です。●鶏肉特有の臭みを減らすため、動物性飼料を減らし植物性飼料主体で飼育しています。●皮と脂肪の黄色みを減らすために飼料の●はぐくみ鶏の一部に飼料用米を5%給餌し、これからも頑張ります！！どうぞ利用してね。3March 20182017年11月4日に開催した「はぐくみ鶏20周年感謝の集い」で、感謝状や色紙を贈呈しました。左は（株）JAフーズさが代表取締役社長の安本正■さん。右は大岡店の松田店長。10カ月を要しました。井田三舞店（神奈川県川崎市）でおすすめ活動をしました。左から、組合員の津田さん、（株）JAフーズさがの八谷晃さん、生産者の藤清子さん。健康でケッコー配合を工夫しています。日本の農業を応援しています。そのほか、よく運動させて健康な鶏に育てるため、面積当たりの飼育羽数を減らしました。生産者の皆さんにとっては大変な負担でしたが、ご協力いただいています。JAグループ佐賀はぐくみ鶏生産農家太田 勉さん・由紀子さんご夫妻冬の間、必ず家族の誰かが風邪をひいています。 みんながそろって元気！な日を早く迎えたいものです。（静岡県静岡市 ひこうきさん 30代）はみだしコラムはぐくみ鶏ってこんな鶏愛されて育って20年。コープの産地指定はぐくみ鶏