機関誌mio 2018年1月号 | 生活協同組合ユーコープ
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南フランスの家庭料理に挑戦!目標は健康であること料理を続けていくこと静岡と山梨をつなぐ国道52号線。それに並行して走るJR身み延のぶ線は1時間に1〜2本電車が往来し、街中の喧けん騒そうから離れてゆったりとした時間が流れています。この日の朝、内船駅の近くの会場でユーコープふれんず「南天」が開催する料理教室が始まりました。「今日作るラタトゥイユは、ラタ…発音が難しいわね。フランスの郷土料理で、なすやトマト、かぼちゃなどを野菜の水分のみで蒸して作るんです」と説明するのは「学びあい・つたえあい」サポーター(組合員講師)の笠井さんです。今回はラタトゥイユに加えてミートソーススパゲッティも作ります。「南天」代表の佐藤さとえさんが参加者を2グループに分けて作業開始です。まずは笠井さんが玉ねぎのみじん切りのお手本を見せます。「切り落とさないように縦に薄切りをして、そのあとまな板と平行に薄切り。最後に端から切っていけばきれいなみじん切りになるんです」。あざやかな包丁使いに「腕もいい」「切れ味うつぶなもいいね!」と声がかかります。続けて「これ使うともっと簡単よ!」と取り出したみじん切り器に粗くカットした材料を入れて容器のひもを何度か引くと、アッという間にきれいなみじん切りに。「こっちなら目が痛くならない」「離乳食作るときにもいいのよ」と会話に花が咲きます。トマトは薄皮を十字に切って湯通しすると皮むきが簡単です。初めて参加した富士川町の高松さんは、トマトの皮をむきながら「昔、家庭科で習ったかもしれないけどすっかり忘れていました。いろいろ勉強になっていいですね」とにっこり。ミートソースの材料を木べらで炒めていた「南天」メンバーの高橋さんは、ほかの料理サークルにも参加するほど料理に魅せられています。「ミートソースも普段は買っちゃう。でも手作りしたほうが材料も愛情もいっぱいでおいしいのよね。若い人にも『ぷらすmio』を読んで参加してほしいわ」と話します。「南天」のメンバーは佐藤さといきいきとくらしを楽しむ組合員や各地で行われているさまざまな企画やイベントを紹介します完成した料理を前に。後列左から、「南天」メンバーの木村さんと高橋さん。参加者の高松さん、中村さん、佐野勝さん。「南天」メンバーの遠藤さん、佐野由美子さん。前列左から、「南天」代表の佐藤さとえさん、組合員講師の笠井さん※1 ユーコープふれんず:好きなテーマで組合員が3人以上集まってユーコープに登録すると試食代などの支援を受けることができる制度です。※2 オープン企画:メンバー以外でも参加できるイベントのこと。コミュニティ&コミュニケーション取材日2017年9月7日(木)場 所ぴゅあ峡南(山梨県南部町)January 201810「今度は何を作ろうか」「この作り方教えて!」商品やレシピを真ん中に、集まっておしゃべりする心地よさを知っているのが、ユーコープふれんず※1「南天」の皆さんです。今回は「南フランスの家庭料理ラタトゥイユの料理教室」をオープン企画※2で開催しました。×comucomuおしゃべりしながら作って、みんなで食べるから楽しい料理が大好き ! ユーコープふれんず「南天」

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