機関誌mio 2016年10月号
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この日はあいにくの雨にもかかわらず、子どもも大人も収穫に夢中になっていました。畑の枝豆は実入りもよく、まさに収穫時。「おっ、抜けた!」「大きいね〜」。畑のあちこちから楽しそうな声が聞こえます。30分ほどでコンテナ約70ケース分を収穫しました。採った枝豆は施設へ運び、専用の機械を使って、枝から莢を外します。その後、品質の悪いものを取り除く選別作業。さらに洗浄、脱水という一連の流れをみんなで見学・体験しました。「『オレ達のえだ豆』は、一般的な枝豆と茶豆を掛け合わせた〝湯上り娘〞といううま味が強い品種。オレ達は愛情を込めて育てているから、一層おいしいんですよ」と(株)鈴生の鈴木貴博社長は自信たっぷりの笑顔を見せます。オリジナルの有機肥料を使い、除草剤や殺菌剤は一切使っていないそう。「枝豆はすぐに鮮度が落ちるのでスピード勝負。夜明けとともに収穫して予冷し、なるべく早く出荷します」。(株)鈴生の「茹で師」こと竹下公雄さんが3種類の調理法を実演してくれました。基本の〝茹で〞は、「豆がヤケドしないように水から茹でる」のがコツ。おすすめの〝焼き〞は、生の枝豆をそのままフライパンに入れ強火にかけフタをして、枝豆の水分で蒸し焼きに。表面に焦げ目がつく程度が目安です。もっと手軽に電子レンジで加熱してもOKです。3つ目は 〝マリネ〞。茹でた枝豆を莢から出し、オリーブオイル・塩・こしょう・ガラムマサラを適量加えて混ぜるだけ。「彩りもよくてオシャレ」と参加者に大好評でした。「『ぷらすmio』を見て参加しました。茹で方も教えてもらったし、今度は夫に調理してもらおうかな(笑)」と話すのはご夫婦で参加していた登崎さん。「オレ達のえだ豆」のファンだというご主人も「選別など手作業の部分が多いことに驚きましたね」と満足げ。親子で参加していた伊藤さんは「枝豆好きですが、これまでは茹でるだけでし大変だけど楽しい!雨の中の収穫体験地元で作っているから買いたくなる採れたて試食付き! 枝豆の収穫を体験生産者との交流で、商品がもっと身近に2014年にコープの産直となった「グリーン・プログラム オレ達のえだ豆」。甘くて味が濃く、巷の枝豆とひと味違うと組合員にも大人気です。株式会社鈴生の生産者の皆さんと交流し、収穫体験を行いました。さやよしひろゆ3歳の姪に、携帯電話を貸したところ「動かない!」液晶画面を指でクイッとなでてました。聞くと、ママはスマホ。触っても動かない画面もあるんだよー。(神奈川県茅ヶ崎市 おばちゃんはガラケーさん 40代)はみだしコラムコミュニティ&コミュニケーションcomucomu×いきいきとくらしを楽しむ組合員や各地で行われているさまざまな企画やイベントを紹介します生産者である株式会社鈴生の社員の皆さんと一緒に。たくさん収穫しました !「オレ達のえだ豆」は毎年6月~7月に取り扱いしています7月9日(土)株式会社鈴生の農園(静岡県焼津市)取材日場 所すずなりすずなりちまた10October 2016

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