2018年度 第1回 通常総代会議案書 第1分冊 | 生活協同組合ユーコープ
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生活協同組合ユーコープ代表理事理事長當とう具ぐ 伸しん一いち第6回通常総代会 総代の皆さん、日頃のご利用と、活動へのご参加ありがとうございます。新しい生協ユーコープが発足をして、5年が経ちました。この5年間は、「生協の原点」に立ち返り、「組合員が主人公の生協」創り。言い換えると多くの組合員が「自分たちの声で運営されている」と実感していただける、そんな生協創りを進めてまいりました。まだまだ道半ばではありますが、組合員の皆さんから、「変わってきたね」「良くなってきたね」という声をいただくようになってきました。辛抱強く支えていただいた皆さんに、改めて感謝いたします。 さて、2017年度は経営基本方針のスローガンとして、「すべては 目の前の 組合員のために」を掲げ、3つの柱をもとに事業と活動を進めてまいりました。 第1の柱は「組合員の立場で実践できる、人と組織をつくります。」です。まだまだ不十分さを残していますが、組合員の表情やしぐさをよく見て、お声をかけて、喜ばれる事例も増えてきています。そういった事例を大切にしながら、すべての現場が変わっていけるよう努力してまいります。 第2の柱は「組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革を進めます。」です。残念ながら、供給高・経常剰余ともにあと一歩という結果に終わりましたが、ユーコープセレクションの開発をはじめ、組合員の皆さんからいただいた声をもとに、商品や仕組みの改善を進めてまいりました。 第3の柱は「社会的役割を発揮します。」です。東日本大震災への継続的な支援の取り組みをはじめ、原爆被災者の皆さんとともに「ヒバクシャ国際署名」に取り組み、多くの署名を国連に届けることができました。また、「リサイクルセンター」の稼働や、「フードバンク」「フードドライブ」の活動は、多くの組合員の共感を呼んでいます。地域見守りの取り組みの中から「人命救助」の事例も生まれてきています。 ユーコープは今、転換のさなかにあります。組合員の皆さんとともに、関わっている「すべての人が幸せになれる」ユーコープを、ともに創っていきたいと決意をしています。一緒に手を携えて前進しましょう。 代表理事理事長挨拶

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