2017年度 第5回 通常総代会議案書 第2分冊
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基本方針に掲げた項目は全体として概ね整備が進んでいます。基本方針に基づく内部統制システムの整備状況について報告します。 ≪その他組合の状況に関する重要な事項≫ 該当事項はありません。 コンプライアンス体制については、当生協内での徹底をはかるために、「倫理綱領」「自主行動基準」を定めています。その内容について理解・共有を進めるために、職員・パート職員に携帯用の「ユーコープで働く職員のハンドブック」を配布しています。 さらに、法令、規則・規程および自主行動基準に違反する行為等を早期に発見し、こうし た行為に迅速かつ適切に対応するために、直接相談窓口(コンプライアンス・コール)を設置しています。 また、2016年度は新たに内部監査(定期監査)を担う職員を養成するための「監査員養成研修」をのべ8回開催しました。100名の職員が研修を受講し、内部監査員資格を取得しました。 危機管理体制については、定期的(月1回)に危機管理チーム会を開催し、組織全体のリスク想定と予防措置および緊急事態発生時の対応についての整備を進めています。 また、食品の安全管理を推進するために、定期的(月1回)に食品安全チーム会を開催し、発生した商品事故について、是正・改善と再発防止に取り組んでいます。 情報セキュリティについては、情報漏えいなどの社会的な問題に対応するために、個人情報保護に関する各事業所での点検および外部委託先の個人情報の管理状況の点検を実施しています。 子会社等については、子会社等管理規程を定めて、ユーコープの管理責任を明確にしています。2016年度より、子会社等報告会を定期的(上期・下期)に開催し、子会社等の事業計画の進捗状況やコンプライアンスの徹底状況について管理しています。 理事会は理事会規則に基づき、理事の職務の執行が効率的に行われるよう業務執行・運営に関する重要事項を審議・決定しています。 内部監査は定期監査・業務監査を計画的に実施しており、特命監査とあわせて監査結果を定期的に代表理事専務に報告の上、執行役員会に報告しています。 監事へは重要会議等への参加の保障や代表理事との定期的な会合の実施および必要な情報の提示など、監査環境の実効性を確保できる環境を整備しています。監事会には、専任の監事スタッフを配置し、監事監査が円滑に進められるようにしています。 - 24 -

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